take a breather
第13章 Monster
別荘に戻って一緒にお風呂に入って
色違いのお揃いのパジャマを着て
一緒のベッドに潜り込む
「んっあ…智く…ん…」
待ちきれないとばかりに智くんからはすぐにキスの嵐
「大人しく食われてくれんだろ?」
そう言ったけど…イキナリの激しいキスにそれだけで息が上がる
「はっ…あっ…」
唇を解放されたかと思ったらパジャマの裾から手が入り込む
「あっ…や…まっ、て…」
呼吸を整える時間も与えて貰えない
「もう十分待ったよ
本当なら浜辺で押し倒してるところだぞ
風呂でだって我慢したんだから、もう待てないよ」
必死な俺に対し余裕な智くんは
ニコニコと笑いながら楽しそうにパジャマのボタンを外していく
そりゃね、智くんはショウタを抱いてたから何度も経験してるんだろうけど
俺は夢の中で、ちょこっと経験したくらいなんだよ?
俺にしてみればリアルでは初めての経験…
智くんそのことわかってる?
ショウタみたいに手練れじゃないんだから
もう少しゆっくりというか、丁寧にというか…
はぁ…もしかして俺、ショウタに嫉妬してる?
夢の中のふたりは慣れてる感じだったから
何度も智くんに抱かれていたであろうショウタに嫉妬してるのかも…
「ごめん、翔…おいら、がっつきすぎた?」
智くんが動きを止めると 心配そうに俺の顔を見つめ、親指で涙の溜まった俺の目尻を優しく撫でた
「ちがっ…」
智くんが眉毛を下げ情けない表情を浮かべる
「ごめんな?余裕が無くて」
余裕が無いのは俺の方なんじゃ…
「おいら翔のこと、ずっと欲しかった…
やっと手に入れられると思ったら嬉しくて
翔のこと考えてやる余裕がなくて…
ごめん…」
智くんが余裕そうに見えたのは間違いで
寧ろ余裕がなかったんだ…
なんだ…
「智くん、謝らなくていいよ
俺も余裕ないから一緒…
でも初めてで正直ちょっと怖いから
優しくはしてね」
「うん…めっちゃ優しくする」
フニャっと笑った智くんが優しいキスをくれた
色違いのお揃いのパジャマを着て
一緒のベッドに潜り込む
「んっあ…智く…ん…」
待ちきれないとばかりに智くんからはすぐにキスの嵐
「大人しく食われてくれんだろ?」
そう言ったけど…イキナリの激しいキスにそれだけで息が上がる
「はっ…あっ…」
唇を解放されたかと思ったらパジャマの裾から手が入り込む
「あっ…や…まっ、て…」
呼吸を整える時間も与えて貰えない
「もう十分待ったよ
本当なら浜辺で押し倒してるところだぞ
風呂でだって我慢したんだから、もう待てないよ」
必死な俺に対し余裕な智くんは
ニコニコと笑いながら楽しそうにパジャマのボタンを外していく
そりゃね、智くんはショウタを抱いてたから何度も経験してるんだろうけど
俺は夢の中で、ちょこっと経験したくらいなんだよ?
俺にしてみればリアルでは初めての経験…
智くんそのことわかってる?
ショウタみたいに手練れじゃないんだから
もう少しゆっくりというか、丁寧にというか…
はぁ…もしかして俺、ショウタに嫉妬してる?
夢の中のふたりは慣れてる感じだったから
何度も智くんに抱かれていたであろうショウタに嫉妬してるのかも…
「ごめん、翔…おいら、がっつきすぎた?」
智くんが動きを止めると 心配そうに俺の顔を見つめ、親指で涙の溜まった俺の目尻を優しく撫でた
「ちがっ…」
智くんが眉毛を下げ情けない表情を浮かべる
「ごめんな?余裕が無くて」
余裕が無いのは俺の方なんじゃ…
「おいら翔のこと、ずっと欲しかった…
やっと手に入れられると思ったら嬉しくて
翔のこと考えてやる余裕がなくて…
ごめん…」
智くんが余裕そうに見えたのは間違いで
寧ろ余裕がなかったんだ…
なんだ…
「智くん、謝らなくていいよ
俺も余裕ないから一緒…
でも初めてで正直ちょっと怖いから
優しくはしてね」
「うん…めっちゃ優しくする」
フニャっと笑った智くんが優しいキスをくれた