無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

唇を啄むようなキスをゆっくりと何度も繰り返された後
智くんの舌が侵入してくる

待ち焦がれたように自分から舌を絡めにいくと智くんに絡みとられ吸い上げられる

「んっ…ん、ふ…ん……ぁ…」

智くんの唇が耳元へと移動し
軽く吸い付きながら首筋を辿る…

「あ…」

こんな些細な刺激でも感じちゃうんだ…
自分の体のことなのに初めて知った

途中まで外されていたボタン…
残りのボタンを外しながら
鎖骨に添うように舌を這わせる

「あ、んっ…」

擽ったくて、ムズムズが背中を走り抜ける

仰け反る体…今度は胸をチュッと強めに吸われた

「あっ…」

ビクッと震える体を智くんの手が優しく撫で回す

「あ…さとっ…」

撫でられてるだけなのに気持ちいい…

時々指先が触れる胸の突起…

その度に体が小さく跳ねる

「あ…はぁ…ぁんっ…」

体が熱くなって来た…中心に血が集まり出す

ズボンの上から触れられただけであっと言う間に形を変えていくソレ…

「あ…智くん…」

「気持ちいいか？」

真剣な表情で聞いてくる智くん

確認されると恥ずかしい…
聞かなくてもわかるでしょ？
こんだけ体が反応してるんだから…

でも、智くんが心配そうな顔をしてるから答えてあげるよ

「んっ…いい…」

そう言うと、たちまち安堵の表情を浮かべた

「そっか…」

俺が『優しくして』って言ったけど
ここまで優しくしなくていいのに…

熱を持った体には
その優しさがかえってもどかしい…