
take a breather
第14章 Find the answer
「ちゃんとわかってるよ?あなたの想いは…」
「だったら…」
翔くんは静かに首を横に振る
「それでも駄目…
俺と一緒にいたいからなんて理由で
あなたを嵐に縛り付けたくない
あなたが外の世界を見て色々な事を経験して
もう十分、って思えるようになるまで嵐に戻ってきちゃ駄目」
「そんな…」
俺の気持ちわかってるって言ったのに…
俺の気持ちには応えてはくれないってこと?
「俺はいつでもあなたを想ってる…
あなたの帰りをいつまでだって待てる」
「翔くん…」
翔くんがふわっと優しく微笑んだ
「智くん、俺はずっと前からあなたのことが好きだよ?
『嵐の大野智』じゃなく
『大野智』個人を世界中の誰よりも愛してる自信がある
だから安心して飛び回ってきて…
あなたが必要としてくれるなら
俺はいつでもあなたの所に飛んでいくから」
「しょ、くん…ほん、と?」
本当に俺のこと好きでいてくれたの?
「俺、今まであなたに嘘ついたことある?」
「ないっ」
軽いふざけた嘘ならある
でも、翔くんはいつでも俺に対して誠実だった
翔くんの胸に飛び込むように抱きつくと
翔くんも俺のことをしっかりと抱きしめてくれた
「愛してるよ、智くん」
「うんっ…うんっ…」
本日二度目…翔くんのシャツに俺の涙が染み込んでいった
「だったら…」
翔くんは静かに首を横に振る
「それでも駄目…
俺と一緒にいたいからなんて理由で
あなたを嵐に縛り付けたくない
あなたが外の世界を見て色々な事を経験して
もう十分、って思えるようになるまで嵐に戻ってきちゃ駄目」
「そんな…」
俺の気持ちわかってるって言ったのに…
俺の気持ちには応えてはくれないってこと?
「俺はいつでもあなたを想ってる…
あなたの帰りをいつまでだって待てる」
「翔くん…」
翔くんがふわっと優しく微笑んだ
「智くん、俺はずっと前からあなたのことが好きだよ?
『嵐の大野智』じゃなく
『大野智』個人を世界中の誰よりも愛してる自信がある
だから安心して飛び回ってきて…
あなたが必要としてくれるなら
俺はいつでもあなたの所に飛んでいくから」
「しょ、くん…ほん、と?」
本当に俺のこと好きでいてくれたの?
「俺、今まであなたに嘘ついたことある?」
「ないっ」
軽いふざけた嘘ならある
でも、翔くんはいつでも俺に対して誠実だった
翔くんの胸に飛び込むように抱きつくと
翔くんも俺のことをしっかりと抱きしめてくれた
「愛してるよ、智くん」
「うんっ…うんっ…」
本日二度目…翔くんのシャツに俺の涙が染み込んでいった
