
take a breather
第14章 Find the answer
楽屋に戻ると相葉さんと翔ちゃんが異様な距離の近さで話し込んでいた
「あ…翔くんが相葉ちゃんと浮気してる…」
ボソッと呟く大野さん…思考が迷宮に迷い込んだな…
相葉さんと翔ちゃんが…なんて有り得ないのに
俺たちの存在に気付いた相葉さんが慌てたように距離を取る
「お、おかえりっ」
引きつった笑顔がいかにも怪しい…
「何してたの?ふたりで」
「べっ、別に何もしてないよ、ね?翔ちゃん」
そう相葉さんが言うと翔ちゃんは若干の苦笑い
隠し事が下手な人と秘密を共有するのは難しいことを再確認したようだ
「ちょっとね、相葉くんに聞きたいことがあったから聞いてただけ…
智くん、帰ろっか」
相葉さんとは違い
こちらは落ち着いた態度でニコッと笑う
その優しい微笑み見せられたら大野さんイチコロだから
大野さんを見るとこちらも疑っていたことなど感じさせない程の笑顔
アンタどんだけ翔ちゃんに惚れちゃってるのよ…
さっきの相談事だって
きっともうどうでもよくなっちゃってるんでしょ?
流石に手を繋いで、とかは出来ないけど
ピタリと寄り添うように楽屋を出て行くふたり
「じゃあ、お先」
「お疲れ〜」
「お疲れさま」
ふたりを笑顔で見送り相葉さんに振り返る
「で?何を話していたのさ、翔ちゃんと」
「えっ⁈」
「俺に隠し通せると思ってんの?」
「いえ…思ってません…」
「よくわかってんね
さぁ、話してもらおうか?」
「あ…翔くんが相葉ちゃんと浮気してる…」
ボソッと呟く大野さん…思考が迷宮に迷い込んだな…
相葉さんと翔ちゃんが…なんて有り得ないのに
俺たちの存在に気付いた相葉さんが慌てたように距離を取る
「お、おかえりっ」
引きつった笑顔がいかにも怪しい…
「何してたの?ふたりで」
「べっ、別に何もしてないよ、ね?翔ちゃん」
そう相葉さんが言うと翔ちゃんは若干の苦笑い
隠し事が下手な人と秘密を共有するのは難しいことを再確認したようだ
「ちょっとね、相葉くんに聞きたいことがあったから聞いてただけ…
智くん、帰ろっか」
相葉さんとは違い
こちらは落ち着いた態度でニコッと笑う
その優しい微笑み見せられたら大野さんイチコロだから
大野さんを見るとこちらも疑っていたことなど感じさせない程の笑顔
アンタどんだけ翔ちゃんに惚れちゃってるのよ…
さっきの相談事だって
きっともうどうでもよくなっちゃってるんでしょ?
流石に手を繋いで、とかは出来ないけど
ピタリと寄り添うように楽屋を出て行くふたり
「じゃあ、お先」
「お疲れ〜」
「お疲れさま」
ふたりを笑顔で見送り相葉さんに振り返る
「で?何を話していたのさ、翔ちゃんと」
「えっ⁈」
「俺に隠し通せると思ってんの?」
「いえ…思ってません…」
「よくわかってんね
さぁ、話してもらおうか?」
