take a breather
第15章 二人の記念日
「どこで見かけたんだ?駅か?」
「いいえ、ここに来る途中にある商店街です
俺、休みの日にはここまで自転車で来てるんですけど
そこを通った時に見かけました」
「商店街?そんなとこにいる訳ないだろ
翔は今日、実家に帰ってるんだぞ?」
「えっ⁈そうなんですか?
あれぇ?じゃあ見間違いか…
松本さんといたから翔ちゃんだと思ったんだけどなぁ…」
「松本って、潤のこと?」
「えぇ、そうですよ?
あんな濃い顔の人、見間違えないでしょ?
だから今日は大野さんと3人でお出掛けなのかと…」
翔が潤と一緒に?
いや、それはないだろ…
あったとしても俺に内緒でなんてあり得ない
何か潤に用があって会うなら、絶対俺に言うよな?
そもそも実家に行くって言って出かけたんだぞ?
どこか途中で会ったとしても
実家に行くことを差し置いて潤に付き合うなんてことしないだろ
「大野さん、ブルーが窮屈そうだから
取り敢えず奥の部屋に行ってケージから出してあげなよ」
「おっと、そうだった
ごめんな?ブルー」
床に置いたままにしていたケージを持ち上げた
「み…」
「あっ!ブルー!久しぶりでちゅねぇ
カズさん、手伝い後からでも大丈夫?」
「ん、いいよ。少しブルーと遊んできなよ
なかなか動物と触れ合う機会ないんだから」
「ありがと〜カズさん。愛してる!」
「イチイチ言わなくていいわっ!早く行け!」
ニノの顔が真っ赤に染まった
ホント素直じゃないねぇ…
「いいえ、ここに来る途中にある商店街です
俺、休みの日にはここまで自転車で来てるんですけど
そこを通った時に見かけました」
「商店街?そんなとこにいる訳ないだろ
翔は今日、実家に帰ってるんだぞ?」
「えっ⁈そうなんですか?
あれぇ?じゃあ見間違いか…
松本さんといたから翔ちゃんだと思ったんだけどなぁ…」
「松本って、潤のこと?」
「えぇ、そうですよ?
あんな濃い顔の人、見間違えないでしょ?
だから今日は大野さんと3人でお出掛けなのかと…」
翔が潤と一緒に?
いや、それはないだろ…
あったとしても俺に内緒でなんてあり得ない
何か潤に用があって会うなら、絶対俺に言うよな?
そもそも実家に行くって言って出かけたんだぞ?
どこか途中で会ったとしても
実家に行くことを差し置いて潤に付き合うなんてことしないだろ
「大野さん、ブルーが窮屈そうだから
取り敢えず奥の部屋に行ってケージから出してあげなよ」
「おっと、そうだった
ごめんな?ブルー」
床に置いたままにしていたケージを持ち上げた
「み…」
「あっ!ブルー!久しぶりでちゅねぇ
カズさん、手伝い後からでも大丈夫?」
「ん、いいよ。少しブルーと遊んできなよ
なかなか動物と触れ合う機会ないんだから」
「ありがと〜カズさん。愛してる!」
「イチイチ言わなくていいわっ!早く行け!」
ニノの顔が真っ赤に染まった
ホント素直じゃないねぇ…