take a breather
第16章 WISH
潤さんと3人で店内に行き、今日の手順を説明された
「智は何回か経験あるし
昨日もやってるからメインで動いて?
レジは基本智で、翔くんは商品を渡す係ね」
「はい」
「今日は3種しかないから難しいことはないと思うけど
何か質問はある?」
「今のところは特にないです
やってみてわからないことがあったら聞きますね」
「うん、じゃあ後は智、任せた」
「はいよ」
「あ、帽子はちゃんと被れよ?」
「わぁってるよ…」
渋々ながら帽子を被ると潤さんがニヤッと笑った
「よく似合ってるぞ、智」
絶てぇバカにしてんだろ…
潤さんが後ろに引っ込むと櫻井くんもトナカイの角を付けた
「あの…どうでしょう?おかしくないですか?」
少し頬をピンクに染めた櫻井くん
「あ…うん、可愛いよ?」
何言ってんだ、俺
高校生男子に可愛いだなんて…
でも櫻井くんの雰囲気にあってんだよなぁ
「ありがとうございます」
恥ずかしそうに微笑む感じもまた可愛い…
こんな子と友達なんて、雅紀が羨ましい…
でも勿体無いよな
なんで今日のパーティーに櫻井くんを誘わなかったんだろ
こんないい子なら一緒に楽しめただろうに…
「ねぇ…」
「はい?」
「今日、雅紀と一緒にいる子ってどんな奴ら?」
もしかすると櫻井くんに合わないような奴らとツルんでるのか?
「あぁ…相葉くんがいるのは奴らじゃなくて、ひとりですよ?」
「え?ひとりなの?」
野郎同士ふたりきりでクリスマスパーティー?
「はい。相葉くんととてもお似合いの人です」
「お似合って…男の子だよね?」
「あっ…」
しまったって顔をした櫻井くん
「え…もしかして雅紀って男と付き合ってるの?」
「えっ⁉︎あのっ…知りませんっ、僕…」
そっか…なるほどね
だから『彼女』は否定したんだな
噂では聞いてたけど
やっぱ男子校ってそういうのあるんだ
「智は何回か経験あるし
昨日もやってるからメインで動いて?
レジは基本智で、翔くんは商品を渡す係ね」
「はい」
「今日は3種しかないから難しいことはないと思うけど
何か質問はある?」
「今のところは特にないです
やってみてわからないことがあったら聞きますね」
「うん、じゃあ後は智、任せた」
「はいよ」
「あ、帽子はちゃんと被れよ?」
「わぁってるよ…」
渋々ながら帽子を被ると潤さんがニヤッと笑った
「よく似合ってるぞ、智」
絶てぇバカにしてんだろ…
潤さんが後ろに引っ込むと櫻井くんもトナカイの角を付けた
「あの…どうでしょう?おかしくないですか?」
少し頬をピンクに染めた櫻井くん
「あ…うん、可愛いよ?」
何言ってんだ、俺
高校生男子に可愛いだなんて…
でも櫻井くんの雰囲気にあってんだよなぁ
「ありがとうございます」
恥ずかしそうに微笑む感じもまた可愛い…
こんな子と友達なんて、雅紀が羨ましい…
でも勿体無いよな
なんで今日のパーティーに櫻井くんを誘わなかったんだろ
こんないい子なら一緒に楽しめただろうに…
「ねぇ…」
「はい?」
「今日、雅紀と一緒にいる子ってどんな奴ら?」
もしかすると櫻井くんに合わないような奴らとツルんでるのか?
「あぁ…相葉くんがいるのは奴らじゃなくて、ひとりですよ?」
「え?ひとりなの?」
野郎同士ふたりきりでクリスマスパーティー?
「はい。相葉くんととてもお似合いの人です」
「お似合って…男の子だよね?」
「あっ…」
しまったって顔をした櫻井くん
「え…もしかして雅紀って男と付き合ってるの?」
「えっ⁉︎あのっ…知りませんっ、僕…」
そっか…なるほどね
だから『彼女』は否定したんだな
噂では聞いてたけど
やっぱ男子校ってそういうのあるんだ