無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「もぉ！智のバカっ！」

そう言って俺の腕を掴むと引きずるようにして寝室へと入っていく

「ちゃんと責任取れよっ！」

ベッドに投げ出されるようにして押し倒された
翔は俺の上に跨ると上体を倒しキスをしてきた

舌を侵入させ荒々しくキスをしてきたかと思ったら
身につけていた物を全て脱ぎ去った

「なにボーッとしてんだよ！
時間ないんだから、智も早く脱げよ」

怒って吐き捨てるように言い放つのに
その様子が愛おしくて
急いで着ていたスエットを脱ぎ
翔をベッドに押し倒した

「ごめんな、ちゃんと責任とるから…」

「ん…」

小さく頷く翔に優しくキスをする

「んっ…ぁ…さとっ…」

キスの合間に漏れる翔の声…

それだけで俺の方の準備は整った

夕べ使ったままのローションのボトルを手に取り中身を指先に垂らす

いとも容易く指一本を飲み飲む翔のソコ…
すぐに2本目を入れてグリグリと押し拡げていく

その間にも翔の甘い誘惑が…

「あっ…さとしっ…はやくっ…」

俺の指を締めつけながら腰を揺らす

「まだ無理だって」

仕掛けたのは俺だから悪いのは俺…

だけどこちらの準備が整っていて
翔の準備が整ってない状態で『早く』と言われたら
俺としては拷問でしかない

くそぉっ…
今度から時間のない時に襲うのはやめよ