take a breather
第17章 Love so sweet
「あふっ!」
「大丈夫か?慌てて食うから」
翔は熱々の大根をろくに冷まさず口に入れたから
ハフハフしながら食べている
「だって、おでんは熱い方が旨い」
「でも火傷したらどうすんだよ」
少し目が潤んじゃってんじゃん
「そこまでじゃ無いから大丈夫」
次の一欠片を口に運んだ
「あつっ!」
大根を飲み込むと更に目を潤ませ
舌を出し『はっはっ』と息を吐く
「言わんこっちゃない…ほらっ」
ぐい呑に入った日本酒を渡す
「ありがと…」
翔はそれを受け取りグビッと飲んだ
「うまっ!」
「それは良かった。マサキに選んで貰ったから間違いは無いと思ったけどな」
「マサキに?なんで?」
不思議そうに首を傾げる
「たまたま酒屋で会った
で、おでんに合う酒教えて貰った」
「へぇ〜、そうだったんだ」
「それでさ、翔に相談があんだけど」
「ん?なに?」
さすがに懲りたのか大根をふぅふぅしながら上目使いで俺を見る
「俺さ、引越しようと思うんだ」
「え…」
翔の動きが止まった
「…どこへ…」
不安そうな表情
「ここの近く」
そう言うと翔がホッと息を吐く
「なんだ…」
「なに、どこか遠くへ行くかと思った?」
「う、ん…ちょっとだけ…」
「そんな事する訳ないだろ…
余計不便になるわ」
「うん…で?相談って?」
「大丈夫か?慌てて食うから」
翔は熱々の大根をろくに冷まさず口に入れたから
ハフハフしながら食べている
「だって、おでんは熱い方が旨い」
「でも火傷したらどうすんだよ」
少し目が潤んじゃってんじゃん
「そこまでじゃ無いから大丈夫」
次の一欠片を口に運んだ
「あつっ!」
大根を飲み込むと更に目を潤ませ
舌を出し『はっはっ』と息を吐く
「言わんこっちゃない…ほらっ」
ぐい呑に入った日本酒を渡す
「ありがと…」
翔はそれを受け取りグビッと飲んだ
「うまっ!」
「それは良かった。マサキに選んで貰ったから間違いは無いと思ったけどな」
「マサキに?なんで?」
不思議そうに首を傾げる
「たまたま酒屋で会った
で、おでんに合う酒教えて貰った」
「へぇ〜、そうだったんだ」
「それでさ、翔に相談があんだけど」
「ん?なに?」
さすがに懲りたのか大根をふぅふぅしながら上目使いで俺を見る
「俺さ、引越しようと思うんだ」
「え…」
翔の動きが止まった
「…どこへ…」
不安そうな表情
「ここの近く」
そう言うと翔がホッと息を吐く
「なんだ…」
「なに、どこか遠くへ行くかと思った?」
「う、ん…ちょっとだけ…」
「そんな事する訳ないだろ…
余計不便になるわ」
「うん…で?相談って?」