take a breather
第17章 Love so sweet
「どうせ部屋を借り直すならさ
翔も一緒に引っ越さないかと思って」
「えっ?俺も?」
「もちろん翔さえ良かったらだけど」
戸惑っている様子の翔が口を開く
「…いいの?」
「なにが?」
「俺、智と一緒に暮らしていいの?」
「今だって一緒に暮らしてるようなもんじゃん」
「そうだけど…」
躊躇うか…ニノが言ってたように別々の方がいいのかな
「無理にとは言わないぞ?
俺は家で仕事しなきゃならないから
作業部屋を貰うことになるし
そこに缶詰めになる事もある
翔が『家の中でそれをやられるのは嫌だ』って言うならやめとく」
「ううん!俺は嫌じゃない!
でも完全に同居したら智の負担が増えるんじゃ…」
「そんなことねぇよ
移動時間がなくなる分、楽になると思うけど?」
「ほんとに?大丈夫?」
まだ疑いの目を向ける
「どんだけ心配してんだよ…」
「だってヤなんだもん…」
視線を伏せる翔
「やっぱり嫌なのか?
ならやめ…」
「ううんっ!違うよ?
智と一緒に暮らすのが嫌なんじゃない!」
翔は勢いよく顔を上げ首を横に振る
「ならなにが嫌なんだ?
問題があるなら今のうちに言っとけよ」
「さっき言っただろ?
智に負担が増えるんじゃないか、って…
今は智の都合で智の家に帰って息抜きが出来るけど
それが出来なくなったら智が窮屈になるんじゃないかって
そうなったら俺との生活が嫌になって
俺自身のことも嫌いになる…
そうなるのはイヤ
俺はずっと智に好きでいて貰いたいんだ…」
本当にこいつの発言はなんでこうも可愛いんだよ…
嫌な理由が俺にずっと好きでいて欲しいから?
その言葉がどれだけ俺の心を鷲掴みにしてるかわかってねぇだろ?
「智?」
立ち上がり翔の横に移動した俺を不安そうに見上げる
両頬を両手で包み込み
取り敢えず濃厚なキスをお見舞いしてやった
キスから解放された翔は潤んだ瞳で俺を見つめる
「朝の分の利息もあるからな
明日は休みだし、今夜は覚悟しとけよ?」
翔も一緒に引っ越さないかと思って」
「えっ?俺も?」
「もちろん翔さえ良かったらだけど」
戸惑っている様子の翔が口を開く
「…いいの?」
「なにが?」
「俺、智と一緒に暮らしていいの?」
「今だって一緒に暮らしてるようなもんじゃん」
「そうだけど…」
躊躇うか…ニノが言ってたように別々の方がいいのかな
「無理にとは言わないぞ?
俺は家で仕事しなきゃならないから
作業部屋を貰うことになるし
そこに缶詰めになる事もある
翔が『家の中でそれをやられるのは嫌だ』って言うならやめとく」
「ううん!俺は嫌じゃない!
でも完全に同居したら智の負担が増えるんじゃ…」
「そんなことねぇよ
移動時間がなくなる分、楽になると思うけど?」
「ほんとに?大丈夫?」
まだ疑いの目を向ける
「どんだけ心配してんだよ…」
「だってヤなんだもん…」
視線を伏せる翔
「やっぱり嫌なのか?
ならやめ…」
「ううんっ!違うよ?
智と一緒に暮らすのが嫌なんじゃない!」
翔は勢いよく顔を上げ首を横に振る
「ならなにが嫌なんだ?
問題があるなら今のうちに言っとけよ」
「さっき言っただろ?
智に負担が増えるんじゃないか、って…
今は智の都合で智の家に帰って息抜きが出来るけど
それが出来なくなったら智が窮屈になるんじゃないかって
そうなったら俺との生活が嫌になって
俺自身のことも嫌いになる…
そうなるのはイヤ
俺はずっと智に好きでいて貰いたいんだ…」
本当にこいつの発言はなんでこうも可愛いんだよ…
嫌な理由が俺にずっと好きでいて欲しいから?
その言葉がどれだけ俺の心を鷲掴みにしてるかわかってねぇだろ?
「智?」
立ち上がり翔の横に移動した俺を不安そうに見上げる
両頬を両手で包み込み
取り敢えず濃厚なキスをお見舞いしてやった
キスから解放された翔は潤んだ瞳で俺を見つめる
「朝の分の利息もあるからな
明日は休みだし、今夜は覚悟しとけよ?」