take a breather
第17章 Love so sweet
「いらっしゃいませ」
マサキがいつもの爽やかな笑顔で俺たちを迎えてくれる
「よっ!昨日はありがとな
おでんに合う旨い酒だったよ」
「それは良かった。どうぞお好きなお席へ…」
明日どうせ俺の家まで行くのなら
今夜はマサキの店で飲んで
俺の借りてるマンションへ泊まろうとなった
ずっと翔の家に入り浸ってたから
我が家に翔が来るのは初めてのこと…
家に泊まるか聞いた時に
翔が『泊まる!』って少し食い気味に答えたことに驚いた
理由を聞いたら
『ずっと行ってみたかったけど、智が誘ってくれないから言い出せなかった』
だって
変なとこ消極的と言うか、遠慮するんだよなぁ…
恋人なんだから遠慮なんてしなくていいのに、と思う反面
そういう奥ゆかしい所が可愛かったりもする
ふたり並んでいつもと同じカウンター席へ座った
以前と変わったのは
翔がオーダーするカクテルと同じ物を俺も頼むようになったこと
翔が口にする物は大抵俺の口にも合う
外食する時、たまに何を頼むか優柔不断になる俺に
『これ、美味しいよ?』ってさり気なくアドバイスをくれるのはホント助かる
それで外したこともないし
心も体も味覚も全てが合う
最高のパートナーに出逢わせてくれたこの店には本当に感謝だ
マサキがいつもの爽やかな笑顔で俺たちを迎えてくれる
「よっ!昨日はありがとな
おでんに合う旨い酒だったよ」
「それは良かった。どうぞお好きなお席へ…」
明日どうせ俺の家まで行くのなら
今夜はマサキの店で飲んで
俺の借りてるマンションへ泊まろうとなった
ずっと翔の家に入り浸ってたから
我が家に翔が来るのは初めてのこと…
家に泊まるか聞いた時に
翔が『泊まる!』って少し食い気味に答えたことに驚いた
理由を聞いたら
『ずっと行ってみたかったけど、智が誘ってくれないから言い出せなかった』
だって
変なとこ消極的と言うか、遠慮するんだよなぁ…
恋人なんだから遠慮なんてしなくていいのに、と思う反面
そういう奥ゆかしい所が可愛かったりもする
ふたり並んでいつもと同じカウンター席へ座った
以前と変わったのは
翔がオーダーするカクテルと同じ物を俺も頼むようになったこと
翔が口にする物は大抵俺の口にも合う
外食する時、たまに何を頼むか優柔不断になる俺に
『これ、美味しいよ?』ってさり気なくアドバイスをくれるのはホント助かる
それで外したこともないし
心も体も味覚も全てが合う
最高のパートナーに出逢わせてくれたこの店には本当に感謝だ