take a breather
第17章 Love so sweet
「ふんっ!だから恥かく前に帰れって言ったんだよ」
ドアに向かってあっかんべーをするカズ
「ごめん…カズ、マサキ
それに智も…」
翔が頭を下げた
「ショウが謝る必要なんかないって
あのエロオヤジが悪いんだよ」
「でも…俺がしてきたことが原因だから」
眉毛を下げ申し訳無さそうな顔をする
「それだって元カレのせいでしょ?
ショウの取った行動ってさ
たしかに褒められたものではないよ
でも、お互い了承の元で交わされた行為な訳だし、金銭絡んでないから犯罪ではない
それでもその行為をショウ自身が悔いて反省しているのであれば
それは人生の糧になるんじゃないの?」
「人生の糧?」
「本気で愛した人としたエッチでしか
キモチ良くなれないって学んだんじゃないの?」
カズがニコっと笑ってそう言うと
翔の顔が紅く染まってく
「えっ…あ、うん…そう、だね…」
「ははっ…ショウ、顔真っ赤
そんなんでよく色んな男に抱かれて来たよね?
元魔性のオトコには見えないよ」
「そんなんじゃないって…」
苦笑いする翔にマサキが助け舟を出した
「カズ、そろそろピアノ」
「はいは〜い。おふたりさん、ごゆっくり〜」
席を立ちピアノに向かうカズ
「ウチのカズがすみません」
マサキがペコっと頭を下げた
「謝るなよ。今日はカズに助けられた
俺じゃあんなに見事に撃退出来なかったよ」
「口の悪さだけは天下一品なんで」
「ははっ…そんな事、本当は思ってねぇだろ?」
「ふふっ…バレました?」
「バレバレだってぇの」
「お互い、恋人にはベタ惚れですからね?
他人から見れば欠点でも、それすら愛しく感じる」
「まぁな…」
翔にどんな過去があろうと
それも含め、翔なんだ…
ドアに向かってあっかんべーをするカズ
「ごめん…カズ、マサキ
それに智も…」
翔が頭を下げた
「ショウが謝る必要なんかないって
あのエロオヤジが悪いんだよ」
「でも…俺がしてきたことが原因だから」
眉毛を下げ申し訳無さそうな顔をする
「それだって元カレのせいでしょ?
ショウの取った行動ってさ
たしかに褒められたものではないよ
でも、お互い了承の元で交わされた行為な訳だし、金銭絡んでないから犯罪ではない
それでもその行為をショウ自身が悔いて反省しているのであれば
それは人生の糧になるんじゃないの?」
「人生の糧?」
「本気で愛した人としたエッチでしか
キモチ良くなれないって学んだんじゃないの?」
カズがニコっと笑ってそう言うと
翔の顔が紅く染まってく
「えっ…あ、うん…そう、だね…」
「ははっ…ショウ、顔真っ赤
そんなんでよく色んな男に抱かれて来たよね?
元魔性のオトコには見えないよ」
「そんなんじゃないって…」
苦笑いする翔にマサキが助け舟を出した
「カズ、そろそろピアノ」
「はいは〜い。おふたりさん、ごゆっくり〜」
席を立ちピアノに向かうカズ
「ウチのカズがすみません」
マサキがペコっと頭を下げた
「謝るなよ。今日はカズに助けられた
俺じゃあんなに見事に撃退出来なかったよ」
「口の悪さだけは天下一品なんで」
「ははっ…そんな事、本当は思ってねぇだろ?」
「ふふっ…バレました?」
「バレバレだってぇの」
「お互い、恋人にはベタ惚れですからね?
他人から見れば欠点でも、それすら愛しく感じる」
「まぁな…」
翔にどんな過去があろうと
それも含め、翔なんだ…