take a breather
第17章 Love so sweet
最高の笑顔を浮かべた翔が
持っていた鞄を床に置くと、ギュッと俺に抱きついた
「俺も…メッチャ好き」
「知ってる」
その背中に腕を回し抱きしめると翔が俺の肩に頭を乗せた
「ふふっ」
翔の笑い声が耳元で聞こえる
「なんだよ」
「ん〜?しあわせだなぁ、って…
数ヶ月前は不幸のドン底って思ってたのにさ
こんなにしあわせになれるんだね」
「なんてったって運命の相手だからな
ふたりでいるだけでしあわせになれるんだよ」
翔が肩から頭を上げ正面から俺を見る
「ははっ!ロマンチストな智出た!」
「悪りぃか」
「悪くない…最っ高に好き…」
うっとりと俺を見つめ近付いてくる
ゆっくりとしっとりと唇を重ね、離れていく翔の瞳は俺を捉えて離さない
「誘ってんのか?」
「うん…誘ってる…」
その微笑みは妖女のモノ…
ホントにコイツはどれだけ俺を煽るのか…
翔の手を取り寝室へと向かう途中、床に置いた鞄を拾った翔
コイツの事だ
ちゃんと用意してきたんだろうな
「あ…ベッド、シングルなんだ」
「ひとりで寝るんだからシングルで十分だろ」
「ここで誰かと寝たことないの?」
「ないよ。彼女を家に上げたことないって言っただろ?
この部屋に入ったのは翔が最初」
「そっか…」
翔が嬉しそうに微笑んだ
「なんでそんな事気にすんだ?」
「えっ?あ…前の彼の時は彼女もいたから
彼のベッドで寝るの気が引けたんだよね
だからなるべく家に来て貰ってた」
だから翔のベッドはセミダブルなのか…
アイツ、デカかったもんな
今まで深く考えた事なかったけど
たぶん元カレの為に大きなベッドにしたんだ
持っていた鞄を床に置くと、ギュッと俺に抱きついた
「俺も…メッチャ好き」
「知ってる」
その背中に腕を回し抱きしめると翔が俺の肩に頭を乗せた
「ふふっ」
翔の笑い声が耳元で聞こえる
「なんだよ」
「ん〜?しあわせだなぁ、って…
数ヶ月前は不幸のドン底って思ってたのにさ
こんなにしあわせになれるんだね」
「なんてったって運命の相手だからな
ふたりでいるだけでしあわせになれるんだよ」
翔が肩から頭を上げ正面から俺を見る
「ははっ!ロマンチストな智出た!」
「悪りぃか」
「悪くない…最っ高に好き…」
うっとりと俺を見つめ近付いてくる
ゆっくりとしっとりと唇を重ね、離れていく翔の瞳は俺を捉えて離さない
「誘ってんのか?」
「うん…誘ってる…」
その微笑みは妖女のモノ…
ホントにコイツはどれだけ俺を煽るのか…
翔の手を取り寝室へと向かう途中、床に置いた鞄を拾った翔
コイツの事だ
ちゃんと用意してきたんだろうな
「あ…ベッド、シングルなんだ」
「ひとりで寝るんだからシングルで十分だろ」
「ここで誰かと寝たことないの?」
「ないよ。彼女を家に上げたことないって言っただろ?
この部屋に入ったのは翔が最初」
「そっか…」
翔が嬉しそうに微笑んだ
「なんでそんな事気にすんだ?」
「えっ?あ…前の彼の時は彼女もいたから
彼のベッドで寝るの気が引けたんだよね
だからなるべく家に来て貰ってた」
だから翔のベッドはセミダブルなのか…
アイツ、デカかったもんな
今まで深く考えた事なかったけど
たぶん元カレの為に大きなベッドにしたんだ