take a breather
第17章 Love so sweet
家具屋でベッドを選び
引越し当日だと引越し業者の邪魔になるだろうから
その前日にベッドの配達を依頼した
引越しは1月の最終の金曜と土曜に実施
ふたりの引越しを同時にやると業者がかち合って動き辛いだろうとの判断だ
俺の引越しを金曜にやり
翔の引越しを土曜にやる
土曜日は25日…言わずと知れた翔の誕生日
新居への引越しが誕生日プレゼントとは言わないが
『誕生日はふたりでケーキを食べられればいい』と言っていたアイツには
新たにふたりで住む部屋で誕生日を迎えられる事が
最も相応しいプレゼントな気がする
俺の引越しとベッドの搬入が終わり
新しく購入したカーテンを付ける
何もなかった空間に少しずつ物が埋められていく
何故だろう…
翔には大して生活は変わらないなんて言っておきながら
凄くワクワクしてる
ふたりで一から始めるというのは
やはり特別な事なんだろう…
引越しの片付けをしていると仕事を終えた翔が来た
「お疲れ、智」
「翔も、仕事お疲れ」
翔を玄関で出迎え、おかえりのキスをする
「どう?片付け進んだ?」
リビングへ向かいながら翔が尋ねる
「俺の方は量が少ないからな
もう、ほぼ終わってる
明日の方が大変だろ」
「そうだね…あ、カーテンも付けてくれたんだ」
「時間があったからな
部屋らしくなって来ただろ?」
「ふふっ…だね」
「ベッドも来てるぞ」
「あ、見たい」
今度は寝室へと向かった
「お、いいね?
家具のCMみたい
何もない空間にベッドだけ」
「やたらとベッドが強調されるよな」
「ベッドのカバーも付けてくれたんだ
ありがとうね」
「早速使い心地試す?」
「バカ…流石に今は用意して来てないよ…」
少し頬を染めたその表情が
残念そうに見えるのは気のせいじゃねぇよな?
引越し当日だと引越し業者の邪魔になるだろうから
その前日にベッドの配達を依頼した
引越しは1月の最終の金曜と土曜に実施
ふたりの引越しを同時にやると業者がかち合って動き辛いだろうとの判断だ
俺の引越しを金曜にやり
翔の引越しを土曜にやる
土曜日は25日…言わずと知れた翔の誕生日
新居への引越しが誕生日プレゼントとは言わないが
『誕生日はふたりでケーキを食べられればいい』と言っていたアイツには
新たにふたりで住む部屋で誕生日を迎えられる事が
最も相応しいプレゼントな気がする
俺の引越しとベッドの搬入が終わり
新しく購入したカーテンを付ける
何もなかった空間に少しずつ物が埋められていく
何故だろう…
翔には大して生活は変わらないなんて言っておきながら
凄くワクワクしてる
ふたりで一から始めるというのは
やはり特別な事なんだろう…
引越しの片付けをしていると仕事を終えた翔が来た
「お疲れ、智」
「翔も、仕事お疲れ」
翔を玄関で出迎え、おかえりのキスをする
「どう?片付け進んだ?」
リビングへ向かいながら翔が尋ねる
「俺の方は量が少ないからな
もう、ほぼ終わってる
明日の方が大変だろ」
「そうだね…あ、カーテンも付けてくれたんだ」
「時間があったからな
部屋らしくなって来ただろ?」
「ふふっ…だね」
「ベッドも来てるぞ」
「あ、見たい」
今度は寝室へと向かった
「お、いいね?
家具のCMみたい
何もない空間にベッドだけ」
「やたらとベッドが強調されるよな」
「ベッドのカバーも付けてくれたんだ
ありがとうね」
「早速使い心地試す?」
「バカ…流石に今は用意して来てないよ…」
少し頬を染めたその表情が
残念そうに見えるのは気のせいじゃねぇよな?