take a breather
第18章 君への想い
「おはようございます」
風ちゃんがガラガラとキャリーバッグを引きながら歩いてきた
「おはようございます、菊池さん」
さっき僕にしたように
風ちゃんにも丁寧に応対する翔くん
「えっ⁉︎なんなんっすか?
『菊池さん』って」
風ちゃんもいつもと違う翔くんに戸惑ってる
「本日はお客様としてお迎えしてますので」
「えー?やめてくださいよ。気持ち悪い」
「それでは菊池さんもいつもの対応をお望みと言う事でよろしいですか?」
ニコ〜っと笑った翔くん
これ…ヤバイ笑顔
「はいっ!それでお願いします」
あ〜、風ちゃん知らないのか…
この作り笑顔は翔くんが良からぬ事を考えてる時に出るんだ
「かしこまりました、お客様」
そう言った瞬間に翔くんの顔が豹変した
さっきまで笑顔は何処へやら
目を細めて風ちゃんに近寄ると
いきなりヘッドロックをかけた
「いでっー!」
「誰が気持ち悪いだ!客だからって調子に乗るなよ?風磨」
「ごめんなさい!櫻井さんはいつでもイケメてます!
気持ち悪くなんかないです!」
風ちゃんが翔くんの腕をタップする
「わかればいいんだよ」
翔くんが風ちゃんを解放した
「もぉ〜、ホント俺に対しては容赦ないんだから
誰かさんに対しては超紳士なのに…」
風ちゃんは髪の乱れを直しながら
ぶつぶつと文句を言う
「風磨、余計なこと言ってんじゃねぇよ」
風ちゃんの直した髪を、翔くんはまたクシャクシャに撫でた
「あー!ごめんなさいっ!もう言いません!」
いいなぁ、風ちゃん…
なんだかんだで楽しそうに笑ってる
僕も翔くんにクシャってして貰いたいなぁ…
風ちゃんがガラガラとキャリーバッグを引きながら歩いてきた
「おはようございます、菊池さん」
さっき僕にしたように
風ちゃんにも丁寧に応対する翔くん
「えっ⁉︎なんなんっすか?
『菊池さん』って」
風ちゃんもいつもと違う翔くんに戸惑ってる
「本日はお客様としてお迎えしてますので」
「えー?やめてくださいよ。気持ち悪い」
「それでは菊池さんもいつもの対応をお望みと言う事でよろしいですか?」
ニコ〜っと笑った翔くん
これ…ヤバイ笑顔
「はいっ!それでお願いします」
あ〜、風ちゃん知らないのか…
この作り笑顔は翔くんが良からぬ事を考えてる時に出るんだ
「かしこまりました、お客様」
そう言った瞬間に翔くんの顔が豹変した
さっきまで笑顔は何処へやら
目を細めて風ちゃんに近寄ると
いきなりヘッドロックをかけた
「いでっー!」
「誰が気持ち悪いだ!客だからって調子に乗るなよ?風磨」
「ごめんなさい!櫻井さんはいつでもイケメてます!
気持ち悪くなんかないです!」
風ちゃんが翔くんの腕をタップする
「わかればいいんだよ」
翔くんが風ちゃんを解放した
「もぉ〜、ホント俺に対しては容赦ないんだから
誰かさんに対しては超紳士なのに…」
風ちゃんは髪の乱れを直しながら
ぶつぶつと文句を言う
「風磨、余計なこと言ってんじゃねぇよ」
風ちゃんの直した髪を、翔くんはまたクシャクシャに撫でた
「あー!ごめんなさいっ!もう言いません!」
いいなぁ、風ちゃん…
なんだかんだで楽しそうに笑ってる
僕も翔くんにクシャってして貰いたいなぁ…