take a breather
第19章 ROMANCE
智くんとふたりで入試問題の自己採点をする
「大丈夫そうだね…」
全ての解答を確認し、ホッと息を吐く
智くんが『出来た』と言ってた通り
おそらく合格出来るんではないかという点数は取れてた
「ホント?俺、翔ちゃんと同じ大学通えそう?」
「うん…小論文の出来がわからないけど
今まで勉強したことが出せてたら
多分大丈夫だと思う…」
「やったぁ!
じゃあ翔ちゃん、俺と付き合ってくれるよね?」
「多分だよ…
正式発表になってないから、まだダメ」
「えー!翔ちゃんのいけず〜」
智くんが唇を尖らせる
「いけずって…」
「じゃあさ、試験頑張ったご褒美頂戴?」
今度は打って変わってニコリと笑う
「まぁ…それなら…
あっ!でも耳はダメだからね?」
「わかったよ
翔ちゃん、耳弱いもんね?
耳以外ならいい?」
智くんが意味ありげにニヤリと笑った
別にそんな弱くないし…
ただちょっとムズッとしちゃうだけだし
「…いいよ」
返事が終わると同時に
智くんに腕を掴まれ、ちょっと強めに引かれた
俺の体は智くんの胸に倒れ込む
「翔ちゃん…好きだよ…」
智くんの甘い声に顔を上に向ければ
智くんの唇に俺の唇がそっと塞がれた
「んっ?」
「大丈夫そうだね…」
全ての解答を確認し、ホッと息を吐く
智くんが『出来た』と言ってた通り
おそらく合格出来るんではないかという点数は取れてた
「ホント?俺、翔ちゃんと同じ大学通えそう?」
「うん…小論文の出来がわからないけど
今まで勉強したことが出せてたら
多分大丈夫だと思う…」
「やったぁ!
じゃあ翔ちゃん、俺と付き合ってくれるよね?」
「多分だよ…
正式発表になってないから、まだダメ」
「えー!翔ちゃんのいけず〜」
智くんが唇を尖らせる
「いけずって…」
「じゃあさ、試験頑張ったご褒美頂戴?」
今度は打って変わってニコリと笑う
「まぁ…それなら…
あっ!でも耳はダメだからね?」
「わかったよ
翔ちゃん、耳弱いもんね?
耳以外ならいい?」
智くんが意味ありげにニヤリと笑った
別にそんな弱くないし…
ただちょっとムズッとしちゃうだけだし
「…いいよ」
返事が終わると同時に
智くんに腕を掴まれ、ちょっと強めに引かれた
俺の体は智くんの胸に倒れ込む
「翔ちゃん…好きだよ…」
智くんの甘い声に顔を上に向ければ
智くんの唇に俺の唇がそっと塞がれた
「んっ?」