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take a breather

第19章 ROMANCE

「はぁ…翔ちゃんが急に強く握るから出ちゃったよ
もっと翔ちゃんのイキ顔堪能してからイキたかったなぁ」

男のイキ顔なんて堪能するなよ…

そうツッコミたいのに
まだ体に余韻が残ってて言い返す余裕はない

智くんはベッドから下りると
ティッシュの箱と自分のリュックの中から何やら取り出し持ってきた

ふたりの吐き出したモノをティッシュで綺麗に拭き取り
次に、持ってきた容器を手にする

次々と行動を取る智くんに対しボーッとしたままの俺

なんで同じ行為をしてるのに、智くんには余裕があるんだ?

智くんは容器の蓋を開け中身を手のひらに出すと両手を擦り合わせる

「こんなもんかな?」

今度は左の手のひらに付いた物を右手の指先で掬うように付けた

智くんは俺の右の足首を持つと
膝を折り曲げ脚を開かせた

脚の間に座り右手を伸ばす

「ひゃっ?」

「あ、ごめん。まだ冷たかった?
温めたつもりだったんだけど」

驚いたのは冷たさじゃなくて
ソコに触られたから…

さっきの容器の中身はローションだったのか
準備の良さに少し感動する

俺とこうなること
本当に待ち望んでくれてたんだ

「智くん…続けて…」

「ん、ゆっくりいくけど
痛かったら言ってね?

「う、ん…わかった…」

やっぱ痛いよなぁ…

さっきの智くんの立派なモノがアソコに入るんだもんなぁ…

また緊張してきた

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