take a breather
第20章 I seek
今日の収録は俺も翔くんも絶好調?
デスマッチでは、ふたりしてボケまくり(俺は素だけど…)
翔くんとふたりで最後まで残った
最後の最後までボケ倒した翔くんが結局ごちそうにありつけなかったんだけど
それでも翔くんはご機嫌だった
収録が終わり
楽屋に戻るとすぐに帰り支度を済ませた
「翔くん、もう帰れる?」
翔くんに声を掛けると翔くんも既に帰りの準備を済ませていたようで
返事をしながら鞄を手にした
「うんっ。大丈夫」
「あれ?なになに?ふたりでお出掛け?」
相葉ちゃんが興味深げに声を上げる
「まぁ…ちょっとな…」
曖昧に返事をすると松潤も話に混ざって来た
「珍しいな、どこ行くの?」
「大野さんがね、行きつけの店に連れてってくれるんだって」
翔くんが笑顔で答えた
「へぇ、リーダーの行きつけねぇ…
ふたりだけで行くの?」
松潤がそう聞くと
翔くんが振り返り、確認する様に俺を見た
「うん、そうだよ」
と、答えると
翔くんは、また松潤の方に向き直る
「だって」
「そっか。いってらっしゃい
魚が旨いからって、あんま飲みすぎんなよ?
もう、若くないんだから」
「ひとこと余計だわ…」
「おおちゃん、次は俺たちも誘ってね?」
「おう。今度はみんなで行こうな」
「うん!いってらっしゃい」
「いってきます」
「大野さん」
松潤と相葉ちゃんに送り出され
楽屋を出ようとするとニノに呼び止められた
ニノの方を見ると何も言わずにジッと俺を見ている
ニノが何を言いたいのかは
なんとなくわかるから、ニコッと笑った
「じゃあ、いってくるな?」
するとニノも微笑み、頷いた
「いってらっしゃい」
俺が歩き出すと翔くんも歩き出す
「じゃあ、お先」
翔くんがみんなに挨拶をして
ふたり並んで楽屋を後にした
デスマッチでは、ふたりしてボケまくり(俺は素だけど…)
翔くんとふたりで最後まで残った
最後の最後までボケ倒した翔くんが結局ごちそうにありつけなかったんだけど
それでも翔くんはご機嫌だった
収録が終わり
楽屋に戻るとすぐに帰り支度を済ませた
「翔くん、もう帰れる?」
翔くんに声を掛けると翔くんも既に帰りの準備を済ませていたようで
返事をしながら鞄を手にした
「うんっ。大丈夫」
「あれ?なになに?ふたりでお出掛け?」
相葉ちゃんが興味深げに声を上げる
「まぁ…ちょっとな…」
曖昧に返事をすると松潤も話に混ざって来た
「珍しいな、どこ行くの?」
「大野さんがね、行きつけの店に連れてってくれるんだって」
翔くんが笑顔で答えた
「へぇ、リーダーの行きつけねぇ…
ふたりだけで行くの?」
松潤がそう聞くと
翔くんが振り返り、確認する様に俺を見た
「うん、そうだよ」
と、答えると
翔くんは、また松潤の方に向き直る
「だって」
「そっか。いってらっしゃい
魚が旨いからって、あんま飲みすぎんなよ?
もう、若くないんだから」
「ひとこと余計だわ…」
「おおちゃん、次は俺たちも誘ってね?」
「おう。今度はみんなで行こうな」
「うん!いってらっしゃい」
「いってきます」
「大野さん」
松潤と相葉ちゃんに送り出され
楽屋を出ようとするとニノに呼び止められた
ニノの方を見ると何も言わずにジッと俺を見ている
ニノが何を言いたいのかは
なんとなくわかるから、ニコッと笑った
「じゃあ、いってくるな?」
するとニノも微笑み、頷いた
「いってらっしゃい」
俺が歩き出すと翔くんも歩き出す
「じゃあ、お先」
翔くんがみんなに挨拶をして
ふたり並んで楽屋を後にした