take a breather
第20章 I seek
俺を見つめている翔くんの瞳が潤みを増す
翔くんは瞼を閉じると
慌てたように指先で目を擦った
「やっ、やだなぁ、どうしちゃったのよホントに
大野さんらしくないんだけど」
「ごめん…」
翔くんを泣かせるつもりはなかった
「いや、謝る必要はないんだけど
せっかくのご馳走が来る前にしんみりしちゃうのもなんだかね?
大野さんオススメの料理を心ゆくまで堪能したいじゃん
今日は収録で何も食べてないんだからさ」
「そうだった、翔くん何も食べられなかったもんな?
お腹空いてるだろ」
「うん。超腹ぺこ」
翔くんの顔に笑顔が戻った
話をする時間はまだあるんだ
まずは腹ぺこの翔くんのお腹を満たしてあげなくちゃ
『おまたせしました』
襖が開き店員さんが姿を見せ
テーブルの上に料理が並べられていく
「うっまそぉ〜」
料理を見る翔くんの目がキラキラしてる
翔くん、食べるの好きだもんね
「さ、食べよっか?」
「うんっ!いただきますっ」
満面の笑みで刺身を口に運ぶ
「うわっ!うっま!」
「だろ?あ、ビールないね
次どうする?別の物頼む?」
「このラインナップなら日本酒だね」
「だな」
冷酒に切り替え、更に料理と酒が進む
「あっ、これも旨いっ!
智くんも食べてみなよっ」
翔くん、ちょっと酔い始めてる?
首元が少しピンクに染まってるし
テンションが高い
そんなテンション高めの翔くんも可愛い
翔くんは瞼を閉じると
慌てたように指先で目を擦った
「やっ、やだなぁ、どうしちゃったのよホントに
大野さんらしくないんだけど」
「ごめん…」
翔くんを泣かせるつもりはなかった
「いや、謝る必要はないんだけど
せっかくのご馳走が来る前にしんみりしちゃうのもなんだかね?
大野さんオススメの料理を心ゆくまで堪能したいじゃん
今日は収録で何も食べてないんだからさ」
「そうだった、翔くん何も食べられなかったもんな?
お腹空いてるだろ」
「うん。超腹ぺこ」
翔くんの顔に笑顔が戻った
話をする時間はまだあるんだ
まずは腹ぺこの翔くんのお腹を満たしてあげなくちゃ
『おまたせしました』
襖が開き店員さんが姿を見せ
テーブルの上に料理が並べられていく
「うっまそぉ〜」
料理を見る翔くんの目がキラキラしてる
翔くん、食べるの好きだもんね
「さ、食べよっか?」
「うんっ!いただきますっ」
満面の笑みで刺身を口に運ぶ
「うわっ!うっま!」
「だろ?あ、ビールないね
次どうする?別の物頼む?」
「このラインナップなら日本酒だね」
「だな」
冷酒に切り替え、更に料理と酒が進む
「あっ、これも旨いっ!
智くんも食べてみなよっ」
翔くん、ちょっと酔い始めてる?
首元が少しピンクに染まってるし
テンションが高い
そんなテンション高めの翔くんも可愛い