
君はぼくの全て
第1章 16章 特別補習 1
エロくなっちゃうのも、気持ち良いのも、全部ぜーんぶまーくんだから
「ね、も…っ、やばい…、あ、あっ」
何も考えられなくて、頭が真っ白
全ての感覚が、まーくんの弄る俺のナカに集中してる気がする
「かず、挿れるよ…っ」
「んあ!」
もうちょいでイク!と思った瞬間に指が抜かれ、妙な喪失感を覚えた矢先、指なんか比べ物にならない圧迫がそこを支配……
ああ、ついにまーくんと1つになったんだ
そう思ったら、前みたいな痛みもないのもあるからかやたら嬉しくて
キツイんだけど、蹴るなんて全く考えつかないくらいに幸せを感じた
それこそ、何でこないだは蹴っ飛ばしたんだろうって自分の事なのに分からないくらい
分かったのは、やっぱり俺にはまーくんしかいなくて
まーくんが大好きで
まーくん以外はなんにもいらないって改めて思えた事
そこからはもう、初めての体験に流されちゃって
まーくんにしがみついたまま、いつの間にか頭の回線がプツンと途切れた……らしい
