テキストサイズ

嵐しょーせつ。Part4

第13章 5人の絆


そして、、中学二年生の頃、、

「あなたのお父さんの弟さんが、、あなたを引き取りたいって言ってるんだけど、、」

雅「え、、?」

「4年前、あなたの両親が亡くなった頃は、まだ子供も小さくて、一緒に住めるような環境じゃなかったみたいで、、それでも自分の子供のように一緒に暮らしたいみたいよ。どうかな、?」

おじさんが、俺を引き取ってくれるという話で、、
これまでずっと一緒に過ごしてきた4人に話した。

和「いいじゃん!雅紀、それはいい話だよ^_^」

雅「でも、、」

正直みんなと離れるのすごく寂しかった。
だって一緒に過ごして楽しかったから。
そんな毎日を送りたかった。

潤「雅紀、、大丈夫だよ。そんなことで俺たちはお前から離れないし、、一生の別れじゃないんだから^_^」

翔「家族がいるって幸せなことだよ^_^雅紀。」

雅「でも、、みんなと離れたくないよ、、毎日同じ学校に行きたい。毎日遊びたい、、」

智「、、俺たちだって離れたくないよ?雅紀は俺たちと家族同然だ。だからさ、、正直行ってほしくない。」

雅「智、、」

智「でも、潤も言ってたけど、、一生の別れじゃない。俺たちは遠く離れた場所に行っても心は繋がってる。“5人で一つ”だろ?^_^」

俺がここに来た頃から、口を揃えて言った“5人で一つ”という言葉。
その言葉で励みとなったし、、力が出た。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ