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嵐しょーせつ。Part4

第2章 家族



雅「、、翔にぃ。」

翔「んだよ。」

雅「ちょっと和に厳しすぎないかな。和は身体が弱いこと知ってんだろ?ろくに勉強もできないって」

翔「はぁ?そんなあまったれの考えありえない」

雅「あまったれってさ、、翔にぃは勉強できたから良かったけど、和はやりたくても出来ない。ただそれだけなの。」

ご飯食べながら、にぃちゃんたちは俺のことで色々ともめていた。

?「、、翔、雅紀。お前たちの話はわかったから。翔、あとで俺の部屋に来い」

翔「んだよ、俺ばかり。智にぃだって、同じ考えじゃねーのかよ。」

智「口答えしない。言うこと聞け」

何故か翔にぃだけ俺のことを厳しく言ってくる。
性格的に仕方ないのかな、、

和「、、も、いいよ、、」

智「え?」

和「、、しょー、にぃ、だって俺のために言ってくれてるんだから、、俺が出来ない子だから、、」

出来ない子だから、、

潤「和は、出来ない子じゃないよ、、双子の俺が言ってんだから」

和「いいよ、、潤は、身体が強くて、学校にも行けて、、運動できて、、いいじゃん。」

なんで、片割れはこんなに違うんだろう。

潤「和っ、」

和「俺は身体が弱くて、運動したくてもできない。勉強もやりたくても出来ない。潤は、幸せもんじゃん。雅にぃだって、翔にぃだって、、毎日が楽しそうだし、、」

俺は毎日辛いことばかりなんだ。
だって、、俺以外は普通にできんだもん。

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