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嵐しょーせつ。Part4

第15章 Wonderful Sea


あれから、雅紀の母さんに会って、、
俺の帰りを喜んでくれた。

「、、あ!じゃあ、和くんのお母さんも呼んでみんなでご飯にしましょ!」

みんなの家族総出で帰ってきたお祝いをしてくれた。

「、、良かったわね。和」

和「うん。」

なんか嬉しかった。島のみんなは家族同然なんだって。

それに、、さっき四人が言ってたことをずっと考えてた。

もしかしたら、、これをきっかけに変われるかもしれない。だから、、

和「、、あ、あの!話があるんですけど、、」

珍しく大きな声で、盛り上がっていたみんなにゆっくり自分の気持ちを伝えた。

和「、、俺、、、変われるような気がするんだ」

もしかしたら、、

和「、、母さん。ねぇちゃん。俺さ、ここに残りたい。またこの島で暮らしたい。」

「和、、」

和「俺、雅紀たちと一緒に学校に行って勉強したり、一緒に遊んだり、、同じ時間を過ごしたいんだ」

これが本当の気持ち。
嘘じゃない。

和「お願い、、高3だし、、もうすぐ卒業だけど、、雅紀たちと少しでも長く一緒に過ごしたいんだ。」

俺の気持ち伝わればいいんだけど、、

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