嵐しょーせつ。Part4
第16章 甘い香り
取引先から帰る途中、、
ザァーーーー!
和「、、うわぁ、」
今日雨降るって言ってた?
このまま家に直帰したいんだけど、、まだ仕事は残ってる。
だから、、
和「行くしかないか。」
スーツ汚れるのも濡れるのも風邪引くのも嫌だけど、、仕方ない。
なるべく走って帰り、、やっとの思いで会社に戻った。
案の定ビッショビショの俺。
和「、、クッシュン。」
あー、、ヤベッ。風邪ひいたかな、、
フロアに戻ると、誰もいなくて、、
俺は自分の席について、残っている仕事を片付けていると、、
?「、、うわぁ、二宮お前、、」
和「、、?、、あ、れ、?相葉さん。」
雅「なにその格好!風邪ひいちゃうよ!!」
和「でも、着替えないんで、、」
着替えたいけど、、仕方ない。
雅「もぉ、、」
相葉さんは、持っていたタオルで俺の髪の毛を拭いてくれた。
和「いいですよ。そのうち乾きますから。」
雅「ダメ。二宮は、体が弱いんだから。また風邪ひいちゃうよ?」
和「でも、、」
雅「いいから。俺がやりたくてやってんの。気にすんな。」
ここまできたら相葉さんは頑固だ。
だから、、甘えることにした。