嵐しょーせつ。Part4
第25章 5 is my treasure number
「、、自殺、したんだよ、、」
和「、え、」
「お前たちをそれぞれ俺たちに託して、“立派に育ててくれ”って。」
俺たちの生みの親は、もうこの世に居なくて、、
親を亡くした俺たちは、それぞれ本当のこと兄弟だってことを隠されて育てられたんだ。
「それでね。あなたたちが20歳になったら会おうって、、その時に本当のこと話そうって決めてたの」
雅「そんな理由だったんだ、、」
和「俺たち、、父さんたちに救われたんだね、、」
潤「うん、、」
「あとね、、そのネックレスは、、あなたたちのほんとのお母さんがそれぞれ思いをこめているものなのよ。だから、お守りとして持たせてたの。」
このネックレス、、そう言う意味だったんだ、、
「、、お前たちは、いろんなこと考えて、俺たちにはずっと黙ってたの?」
雅「うん、」
「そうか、、それに気づかなかった俺たちが悪かったな」
和「んん、、そんなことないよ。」
父さんたちには色々感謝してる。
だけど、、
雅「、、父さん。俺、4人と一緒にいたい。もちろん、父さんたちは俺たちの大事な家族。でも、、兄弟として一緒にいたいんだ。」
和「雅紀、、」
雅「まぁ、俺だけの思いかもしれないけど、、」