嵐しょーせつ。Part4
第31章 未知の世界
冷蔵庫から何本か出している間、、
「、、なぁ、いつ言うんだよ。母さんたちに」
雅「、、、」
なかなか言い出せないその話。
正直不安があった。
だって、メンバーで俺の一番の心友のましてや男であるニノと付き合ってるなんて、、世間的には認められない。
メンバーの3人とユースケには公認だけどさ、、、怖かった。
「大丈夫だって。母さんたちも和にぃのことよく知ったんだから。それに智にぃや翔にぃ、、潤にぃたちもそれで付き合ってくれたんだろ?」
雅「うん、、」
「、、もぉ!!母さん!!父さん!!にいちゃんが話したいことがあるって!!」
雅「ちょっ!!ユースケっ!!」
モタモタしている俺をよそにユースケが大きな声で母さんたちに聞こえるように呼んだ。
「、、なーに?雅紀。」
居間の方からひょっこり顔を出す母さん。
雅「いや、ちょっと、、、」
「ほら、ビール持って。行くよ。」
ユースケに無理やり連れ出され、、
「ほら、和にぃも!」
和「え、あ、、」
母さんたちの前に立たされた俺とニノ。
母さんたちも何があったのかよくわからない表情をしていた。
ユースケや他の3人は“早く言え!”って言わんばかりに急かしてきて、、
俺は何を言われても耐えると覚悟をして、、前と向き合った。