嵐しょーせつ。Part4
第39章 青春
「、、お母さんたち先行ってるわね?」
雅「うん^_^俺も後から行くから」
母さんたちと先に別れ、俺はある場所へ向かった。
ここには昼間のうちに行きたかったんだ。
思い出の場所は昼間が綺麗だから。
雅「、、ふぅ、、落ち着く、、」
気持ちが自然と落ち着く場所ってここしかないかも。やっぱ地元っていいな。
目をつぶって、気持ちいい風に当たっていると、、
いきなり後ろから抱きしめられ、、
?「、、バカっ、!」
、、え、?
後ろ振り返るまでもなく、、この香りと体温と、、そして、声で、
雅「、、か、ず、、?」
和「、、雅紀のバカーーーーっ!」
久しぶりに会ってバカって、笑笑
雅「和、、なんでここに、?」
和「おばさんに聞いた。雅紀ならここにいるんじゃないかって。」
雅「、、そっか、、」
和は、俺にいっつも引っ付いて、、離れなかった。
それは今も、、
雅「ちょっと、離れろよ。」
和「やだ。」
雅「お前はひっつき虫か!」
和「雅紀のひっつき虫ならいい」
雅「はぁ?」
和「、、逢いたかった、、」
、、え、?
和「逢いたかったよぉ、泣、雅紀っ、、」
、、泣いてる?なんで、?
和「もぉ、俺から離れないで、、頼むから、、」
離れないでって、、
俺、、
雅「お前らを裏切ったのに、、?」
和「裏切ってなんかない!むしろ、素直に応援出来なかった俺たちが悪いの。ごめんね?」
和は、泣きながら必死に謝ってきた。