嵐しょーせつ。Part4
第41章 幸運
二宮のカレーは、想像以上に美味しくて、、
珍しく何杯もおかわりした。
雅「、、美味しかった。ご馳走さま。二宮ありがとうな^_^」
和「いーえ^_^お粗末さまでした。」
食器ぐらいは洗おうと二宮の食器も一緒に洗った。
洗い終えたら、、吸血鬼にとって最高な時間。
雅「、、二宮。」
和「うん。いいよ。」
二宮は、制服のネクタイを外し、、シャツのボタンを外して首元を俺に見せた。
俺はそれにまたかぶりつき、、
雅「、、甘い、、」
和「そんなに、?」
雅「うん。俺好みの味だ。」
二宮は、痛さより快感を得ていた。
和「ねぇ、、」
雅「ん、?」
和「、、俺がさ、雅紀くんのこと、、好きって言ったらどうする?」
唐突な質問で、意外なものだった。
でも、、よく考えてみれば、、二宮は男とか女とか関係なく、一緒にいて楽しかったし、、これからもずっと一緒にいたい。
でも俺は、、
雅「、、吸血鬼だから、、」
和「俺は吸血鬼の雅紀くんがいい。」
、、え、?
和「、、本当に好きなんだ。もちろん、恋愛感情でね?こんなに人に興味持つの初めて」
雅「二宮、、、」
和「ねぇ、雅紀くんがまた向こうの世界に戻るまででいいから一緒にいて欲しい、、」
二宮の告白は、どこか曇っていて、、儚い。