嵐しょーせつ。Part4
第41章 幸運
でも、、
雅「、、、じゃあさ、、二宮も吸血鬼になる、?」
和「え?」
向こうの世界には、元々人間だった奴が吸血鬼に血を吸われ、、そして、、“キス”を交わすと相手も吸血鬼になれると言われてる。
突然の誘いに、二宮も困惑していた。
雅「、、あ、ごめん。」
和「いや、、その、、」
雅「いいよ。俺が向こうの世界に戻るまで一緒に過ごそ?」
この話を無理やり終わらせて、、傷口を舐め、、塞いだ。
それから、この話は別に出ることもなく、、
でも、、“恋人”みたいな関係になって、、定期的に血をくれた。
そして、約束通り、ほぼ毎日ご飯一緒に作って食べて、、
今日もスーパーに寄って帰ってくると、、
?「、、おっ!久しぶりだなぁ^_^雅紀」
雅「えっ!?潤っ、、」
潤「暇つぶしにこっちの世界に来たんだけどさ、戻る前にお前の顔を見ておこうと思って^_^」
同じ吸血鬼である幼馴染の潤。
潤「、、って、、お前、可愛い子捕まえたのかよ。」
潤は、二宮の存在に気づくと、ジロジロと見て、、
潤「、、俺のものにならない?」
和「え、?あ、」
雅「やめろっ、二宮は俺のものだ。お前にはあげない」
潤「ふーーん。」
雅「ごめんね?二宮。こいつ、、俺の幼馴染の潤。同じ吸血鬼。」
和「あ、えっと、、雅紀くんと同じ高校でクラスメイトの二宮和也です。」
潤「よろしくね^_^」