テキストサイズ

嵐しょーせつ。Part4

第7章 2つの心


あれからもずっと部屋に閉じこもって、、
一晩中考えていたら、、とっくに朝日が昇る時間。

、、、、答えは出た。

和「俺は何したってこう言う人間なんだ。」

やっぱ、兄弟で双子である兄貴を放っておくことはできない。だから、、

和「よし。」

きれいにハンガーにかかっていた制服を久々に着て、、

洗面所に向かう途中、、

雅「、、あれ?おはよう。」

和「、はよ、、、」

雅「ふふ^_^ほら、朝ごはん出来てるから。」

和「おう、顔洗ってくる。」

顔をバシャバシャと洗い、頭を覚醒させ、、

普段あまり食べない朝ごはん。
兄貴が作った朝ごはんを食べた。

雅「、、食べ終わった?」

和「、、ん、」

食べるの遅い俺に合わせて待っててくれる兄貴。

雅「ふふ^_^髪直してあげるから、ちょっと待ってて」

寝癖のままはいけねーのかよ。

洗い物を済ました兄貴は、俺を洗面所に連れて行き、髪の毛を直してくれた。

雅「ふふ^_^高校生なんだからちゃんとしようね。お前、寝癖ほんと酷いから。」

和「、、余計なお世話。」

雅「仕方ないだろ。俺はお前の保護者なんだから。」

双子なのに、兄貴は兄貴だからって、、俺に関することは保護者として色々やってくれる。

雅「よし、できた。行こうか^_^」

和「、、、」

久々に持つカバンと、、久々に履くローファー。

これも、磨いてくれてたんだ


ストーリーメニュー

TOPTOPへ