嵐しょーせつ。Part4
第7章 2つの心
雅「そうじゃん。和也は、進学?それとも就職?」
和「就職に決まってんじゃん。進学する金どこにあんだよ。」
雅「、、それがね、、和也にはまだ言ってなかったんだけど、、」
、、?何か言いたそうな兄貴。
雅「、、じいちゃんたちが“進学するなら、お前たちは心配すんな”って、、“お金は気にせず行きたいところに行け”って言ってくれてて、、」
、、え、?
雅「、、俺ね、正直進学したいんだ。進学して、、何か資格が取れればな、って、、」
兄貴そこまで考えてたんだ、、
すげーな。俺そこまで考えてなかった。
でも、、俺だって
和「、、行くなら雅紀と同じ大学にしよっかな。」
雅「え、?」
和「俺たち、ずっと一緒なんだよ?今更離れられないよ。それに、雅紀が居れば安心だし」
でも、大学出ておいた方がいいっていうのはわかる。資格取った方が就職先にも困らないし、、
和「、、今度の日曜にさ、じいちゃんのところいこ?」
雅「え?」
和「頼みに行く。お金の免除とか、、」
雅「うんっ^_^」