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嵐しょーせつ。Part4

第9章 頼る人。


兄弟を馬鹿に住んじゃねーぞ。

雅「、、和也っ、!!」

和「え、、あ、、やべっ、」

「ん、?なにが?」

和「何でもない。それより腹減ったからコンビニ行こうぜ」

「えっ、」


和也は俺から逃げようとしたけど、、
俺は、、

雅「待って!!」

和「、、んだよ、、」

雅「、、帰ろう?」

和「、、やだ。俺はあの家を追い出された。勘当されてるんだよ。、、行こうぜ」

「お、おう、、」

和也、また逃げるのかよ。
にいちゃんの前ぐらい、、素直になれよ。

雅「、、お、、お、お兄ちゃんの言うこと聞きなさいっ!!!」

俺は和也の元まで歩いて行き、、横にいた和也の友達に

雅「ごめんね?和也、連れて帰るね。」

「え、あはいっ!じゃあな!和っ!」

和「ちょっ、!」

友達は素直に帰って行った。

俺は無言で和也を家に連れて帰ろうとしたけど、、

和「辞めろっ、離せっ、、」

雅「辞めない。離さない。」

和也はちっこい体でものすごい力で抵抗してるが、、当然俺の方が大きい体だから負けちゃう。

雅「、、大丈夫だから。俺がついてやるから。ね?」

和「、、、うん、、」

ほら、やっぱり。
寂しかったんだね。
素直になってくれて、、嬉しいよ。


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