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嵐しょーせつ。Part4

第9章 頼る人。



「、、今まで何してたんだ。」

和「、、、」

あれから父さんたちも帰ってきて、、今、和也はその威勢にちっこくなっている。

雅「怒んないであげて。父さん。」

「あぁ、ごめん、、でもな、、」

何も言わない和也に、、

「、、父さんたちだってお前のこと心配してたんだぞ。」

和「、、え、?」

「そうよ、、何してたのかちゃんと話してくれたら私たちも安心するのよ?」

和「、、、」

雅「、、和也、、怒んないから。ちゃんと話して?」

和「うん、、」

和也は顔を上げて全部話してくれた。

和「、あれからすぐにバイトして、、友達の家を転々として、、お金が貯まったとき一人暮らしを始めたんだ、、」

雅「そっか、、」

和「、、それで、、大検もとった。」

、、え、?

和「、、あの時は勢いで高校やめて、、、改めて思うと後悔しかなかったんだ、、だから、、せめて大検だけはとろうって、、だから、、」

「そうなのか、、」

和「父さんっ、母さんっ、、ごめんなさいっ、、ほんとにごめんなさい、、」

和也は頭を深く下げて、父さんたちに謝っていた。
その姿勢に兄弟の俺たちも、、

翔「父さん、もう許してやって?」

智「和也もこの通りなんだから。」

潤「和にぃもよく頑張ったよ、、大検って結構難しいって聞くし、、」

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