
ひなたぼっこ~PerfectRomance~
第1章 ひなたぼっこ
上半身への愛撫だけで、下半身が熱い
居たたまれない熱を何とかごまかそうと膝を擦り合わせる
「触って」と俺が言えば、相葉さんがすぐにそれを叶えてくれるのは分かってるけど、口にするのはどうしても恥ずかしい
全て晒け出せるようになれたと感じるのはいつも一瞬
結局は相葉さんに引導を渡して貰っている
「…もう、こんなに濡れてる」
ほら
こうやって言わなくても望む場所に指が這わされた
「ん、だっ、て…」
「気持ちい?」
「ぅん…、っ気持、ち…い…」
「ふふ、素直」
これだけで、喜んでくれる
「あ、あ、ん…っ、ゃあ…っ」
焦らす事なく、すっかり形を変えた自身を扱されて、声を抑える事は出来なくなった
グチュグチュと濡れた音がやたらと耳に響く
時折先端の窪みに押し当てられる指に腰が揺れて止まらない
溢れた蜜を中に返すかのような動きに焦れて身体をそこに押し付けた
もっと激しくていいのに
たまには我を忘れるくらい、激しくてもいいのに
