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ひなたぼっこ~PerfectRomance~

第1章 ひなたぼっこ


いつだって、相葉さんは優しい
たまには意地悪なとこもあるけど、本当に俺が嫌な事は絶対にしない

「あ…っ」

するり、と指が脚の間を滑り、奥まったその部分に触れられた
いつのまに準備していたのか、それは抵抗なく中に入り込む

「痛い…?」
「へい、き…っ」

何度体を重ねても俺を気遣ってくれる相葉さんに、少し強がって笑って見せたけど、見なくたってそれが無理してるものだってのは自分でも分かる

だけど

その苦しさの後に訪れる我を忘れる程の快楽を知ってるから、笑えるんだ

「辛かったら、言って」

慣らすように優しく指を動かしながら、俺の反応を確かめる相葉さんの息が少しだけ荒い

そうだよね

いつだって俺を優先して、自分の快楽は我慢してる

「ね…、相葉さん?」
「ん?」
「大丈夫だから、来て」

相葉さんの首に巻き付けた腕に力を込めて、上半身を起こして触れるだけのキス

それが、この先の息が出来ない位の快楽への誘い

精一杯の、俺からのメッセージ

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