
ひなたぼっこ~PerfectRomance~
第1章 ひなたぼっこ
昨日は完全に敵対していた小梅だったけど、相葉さんの様子に異変を感じたのか威嚇を全くしない
それどころかするりと俺から離れてベッドに飛び乗ると「大丈夫?」と言わんばかりに顎先をペロッと舐めた
か…っ可愛い!
相葉さんは心配だけど、それ以上に小梅の仕草が可愛すぎる方に意識が向かってしまう
だってだよ?
敵対してる相手が弱ってたらラッキーとばかりに攻撃したって良いのに、小さな舌で労るように舐めるなんて、舐められてる相葉さんがムカつ……いやいやそれはひとまず置いといて
「どう?」
あまり動きたくなさそうな相葉さんの脇から体温計を引っこ抜き、そこに記された数字を見た瞬間、俺は思わず唸ってしまった
「かず…?」
「今日は休め。ほら」
ちゃんと見られるか分からないけど、目の前にその数字を見せる
「うわー…だるい筈だわ」
俺もだけど、認識した途端一気に病人化するのは何でだろうな…と思いながらも39度の熱では本当に今が辛いのは相葉さん
「とりあえず、冷やそ」
体温計をしまいがてら「待ってて」ともう一度寝室を後にした
それどころかするりと俺から離れてベッドに飛び乗ると「大丈夫?」と言わんばかりに顎先をペロッと舐めた
か…っ可愛い!
相葉さんは心配だけど、それ以上に小梅の仕草が可愛すぎる方に意識が向かってしまう
だってだよ?
敵対してる相手が弱ってたらラッキーとばかりに攻撃したって良いのに、小さな舌で労るように舐めるなんて、舐められてる相葉さんがムカつ……いやいやそれはひとまず置いといて
「どう?」
あまり動きたくなさそうな相葉さんの脇から体温計を引っこ抜き、そこに記された数字を見た瞬間、俺は思わず唸ってしまった
「かず…?」
「今日は休め。ほら」
ちゃんと見られるか分からないけど、目の前にその数字を見せる
「うわー…だるい筈だわ」
俺もだけど、認識した途端一気に病人化するのは何でだろうな…と思いながらも39度の熱では本当に今が辛いのは相葉さん
「とりあえず、冷やそ」
体温計をしまいがてら「待ってて」ともう一度寝室を後にした
