
友達のままがいい
第3章 (過去)中学生
卒業式が終わり、則ちゃんの教室に行く途中にみんなと出くわした。
考えていることはみんな同じで、則ちゃんと一緒に帰ろうと思ったみたいだった。
則ちゃんの教室に行くと、則ちゃんは担任の先生と何かを話していた。
「則ちゃ~ん、帰るよ~~」
声をかけると則ちゃんは、にっこりと笑って手を振った。
もうあの時の則ちゃんはいない。
ずっと私たちと一緒にいた明るく、優しい則ちゃんに戻っている。
「ほい!!帰った帰った!!」
先生は立ち上がりながら大きな声で帰りを促す。
「はい。ナカジー先生、またね」
「ああ。高校に行っても頑張れよ。学校が違っても中学でできた友達は一生の友達だから大切にしろ!」
先生は最後にそんな言葉をくれた。
一生の友達。
それは誰の心にも響いたと思う。
一度は離れてしまった仲間でも、則ちゃんのことで結束は強まり、また仲間に戻ることができた。
きっとこれからもそれは続く。
どんなに離れたとしても、絆が切れることはない…
考えていることはみんな同じで、則ちゃんと一緒に帰ろうと思ったみたいだった。
則ちゃんの教室に行くと、則ちゃんは担任の先生と何かを話していた。
「則ちゃ~ん、帰るよ~~」
声をかけると則ちゃんは、にっこりと笑って手を振った。
もうあの時の則ちゃんはいない。
ずっと私たちと一緒にいた明るく、優しい則ちゃんに戻っている。
「ほい!!帰った帰った!!」
先生は立ち上がりながら大きな声で帰りを促す。
「はい。ナカジー先生、またね」
「ああ。高校に行っても頑張れよ。学校が違っても中学でできた友達は一生の友達だから大切にしろ!」
先生は最後にそんな言葉をくれた。
一生の友達。
それは誰の心にも響いたと思う。
一度は離れてしまった仲間でも、則ちゃんのことで結束は強まり、また仲間に戻ることができた。
きっとこれからもそれは続く。
どんなに離れたとしても、絆が切れることはない…
