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キミの事、こんなに好きになるなんて

第12章 まさか!?

探索して飯食って、車に乗り込んだ。
楽しい一日も、あっという間だったよな。
車を走らせながら
ルカ「あっという間だったよな~。」
ミオ「すごく楽しかった。みんな、ありがとう。」
ウト「ミオに、そう思ってもらえて俺達、嬉しいよ。こちらこそ、ありがとう♪」

♪~
ミオ「あっ、レオからLINE ・・・。」
ルカ「どうした?」
ミオ「急にモデルの仕事が入ったって・・・あっ、そうなんだ。」
ルカ「ん?」
ミオ「アメリカで撮影って・・・一週間かぁ。」
ユーダイ「あの家に一人?」
ミオ「仕方ないかな・・・。」
ルカ「なぁ、どっかで泊まる?明後日まで休みって、めずらしいだろ?」
ユーダイ「それ、いいな♪今から泊まれるかな?」
ウト「ミオは大丈夫?」
ミオ「大丈夫だけど私、今日そんなに持って来てないから・・・。」
「心配するなって!!」
ミオ「でも・・・。」
ルカ「大丈夫だから。」
ミオ「うん。」

ネットで調べたら意外にあったけど、二部屋はなかなか難しいな。
ミオ「私、みんなと一緒でもいいよ。ベッド無かったら床でも大丈夫だよ。」
「床に寝かせられるわけないだろ。でも一緒でもいいなら、ここは?」
ユーダイ「ここ、いいじゃん!!離れだって!」
電話してみると空いてて、値段もリーズナブルで有り難い。
ユーダイ「人数割りで計算だってさ。」

着いたけど、立派過ぎてびっくり!!
ミオ「ホントにここで、いいの?」
ユーダイ「そっ、ここ♪ほら行こ。」

離れに通されて部屋に入ると、内風呂も露天風呂もあって、寝室も三つある。
ユーダイ「大きい風呂は本館にあるんだってさ。ミオは部屋どこがいい?」
ミオ「みんなが決めてからでいいよ。」
ユーダイ「たまには、わがまま言っていいんだからさ。どこがいい?」
ミオ「ううん。みんなが決めた後でいいよ。」
俺達にまだ、心開いてないの?
ミオのわがまま聞きたいんだけどな。
女の子らしい、わがまま聞かせてよ。
ユーダイ「ミオはここで、いい?」
ミオ「ありがとう。」


荷物を置いて、部屋から出ると
ミオ「ユーくん、素敵な部屋ありがとう。」
ユーダイ「そんなに良かった?」
ミオ「うん。ユーくんの部屋は、どうだった?」
ユーダイ「良かったよ。後から見に来る?」
ミオ「うん。」
ユーダイ「ミオの部屋、見ていい?」
「俺も見たいな。」







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