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キミの事、こんなに好きになるなんて

第12章 まさか!?

ユーダイ「邪魔しに来たんだ。」
「ミオが襲われたら困るし~?」
ミオ「やだな、リーくん。ユーくん、そんな事しないよ!!」
後ろから咳払いが聞こえた。
ルカ「ミオさ今日、元気ないけど、どうした?悩み事?」
ミオ「えっと・・・。」
ルカ「俺達に言えない事?」
ウト「教えてよ。」
ミオ「あのね、グラビアの仕事が入りそうで・・・雑誌のなんだけど、結構きわどく撮るよって言われて・・・大人だから我慢しないといけないけど、どんな風なのかが・・・わからないから、不安で・・・。」
「えっ!?なんていう雑誌?」
ミオ「週刊誌の[漫画でわかる大人の話]」
「それって、かなりっていうかギリギリな・・・俺はイヤだ!!」
ルカ「事務所になんか言われた?」
ミオ「あからさまのは、させないからって・・・。」
ウト「その撮影、決まってるの?」
ミオ「明後日。」
「俺、ついて行くからな!!」
ユーダイ「レオには言った?」
ミオ「うん。頑張れって言われた。」
そんな撮影、イヤに決まってるよ。
でも今は、楽しく過ごさないとな!!
「夕食まで時間ある?なんかする」

結局なんだかんだと、あっという間に過ぎて
風呂にも入ったし、あとは寝るだけ。
なんか、せっかくの旅行なのに部屋で寝るのはもったいないって事で、和室に布団敷いて寝る事にした。
ミオ「修学旅行みたい♪」
ルカ「そうだよなぁ。でも修学旅行は男女別じゃん。」
ミオ「うん。でも楽しい。」
俺達は顔を見合わせて笑ってしまった。
ミオがあまりにも楽しそうだったから(笑)


でもさ、俺達の心配はミオのグラビア写真の撮影。
一応アイドル路線な俺達だけど、ミオには普通の可愛い路線でいいんじゃねぇの?
って思ってるのは俺達だけって事?
その撮影が心配で、俺達は見学する事になったけど、唯一の女の子が女になる顔を俺達が知る事になるなんて思わなかった。
そして、メンバーの女の子じゃなくて、自分の隣で笑っていて欲しい大切な女の子になっていると気付く俺達。
ねぇ、ミオ?
俺達の誰かって選べないなら、ずっと俺達と一緒にいてよ。
絶対、傷付けたりしないから。


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