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キミの事、こんなに好きになるなんて

第3章 心の隙間

病院に運ばれたキミは奇跡的に無傷で、いつもニコニコしているキミだから気付かなかった。
いや違う!気付いてた。
実はたくさん傷付いて時々、部屋の隅で三角座りして顔を埋めて泣いていた事を・・・。
俺達みんな気付いてた。
でも、どうしたらいいかわからなかった。

マネージャーから衝撃的な言葉を耳にした俺達は、しばらくキミ抜きでパフォーマンスをする事になった。
でも、なんだろうな。
いつの間にかキミがいるのが当たり前になってたのかな?

ねぇ早く俺達のところに帰っておいでよ。

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