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キミの事、こんなに好きになるなんて

第5章 もっと知りたいって

下を向いて肩を震わせて泣くミオに
ユーダイ「ミオごめん。器の小さい俺達で、ごめん。でも、もう大丈夫だから安心してよ。俺達ミオがいないともう無理みたい。ミオがいなかった時間、耐えられなくなってた。だから俺達のそばにいてよ。今度は俺達が守るから!!」
顔を上げたミオは笑顔で
ミオ「なんかプロポーズされたみたいで恥ずかしい。」
ユーダイ「ミオが貰い手無かったら、いつでも俺が嫁にもらうよ。」
ウト「ユーダイの場合は婿の貰い手があるかどうかだろ?(笑)」
ユーダイ「そんなわけ・・・そうかな?ミオは、どう思う?」
ルカ「ミオは優しいから違うって言うに決まってんだろ。」
「ミオは俺のだ!!」
ルカ「なに、どさくさ紛れに抱きついてんだよ!!」
レオ「・・・みんなミオの事、好きなの?」
「「「「当たり前だろ!」」」」
レオ「声、揃い過ぎ(笑)」
ミオ「レオ笑ってないで助けてよ。」
レオ「ミオが、そんな可愛い格好してるからだよ。」
ミオ「もう、みんなバレンタインのチョコあげないよ。」
「「「「「えっ?」」」」」
俺達は慌てて離れたけど、レオのほうがかなり焦って
レオ「ミオ、いつもの作ったの?」
ミオ「作った(笑)食べる?」
レオ「食べる!!」

リビングに行くとテーブルには軽食とスイーツがたくさん並べられていた。
ミオ「良かったら食べてもらえたら嬉しいです。」
なんて言いながら、チョコケーキを持ってきた。
ルカ「全部、作ったの?」
ミオ「はい(笑)飲み物は、後ろにありますよ。」
レオ「ミオ、チョコケーキ早く切って!!」
ミオ「レオ、先にこれ読んで!!」
レオ「千竜丈助の仕事?」
ミオ「久しぶりに太鼓するところ見たいな。」
レオ「このチョコケーキ食べて頑張るよ。」
ユーダイ「俺も見たい!!楽しみだな。」
レオ「ありがとう。頑張るよ!!」
「このチョコケーキ、マジうまい!!」
ルカ「ミオって料理うまいんだな。」
ミオ「あ、ありがとう。」
顔を真っ赤にして・・・可愛いよ。
ねぇ、そんなに可愛い顔、他の奴に見せないでよ。
今までの事、許してもらえたのかな?

ねぇ、もっとキミの事さ知りたいんだ。





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