Receptor
第1章 receptor
他の誰かといても、紀の元に帰って来るなら構わない。
愛してくれているのは紀だけだと、そう言い聞かせた。
貫が浴室のドアを軽く叩いて
「紀も一緒に入るだろ?」
「…うん」
紀が立ち上がってドアを開けると、貫は紀を胸に引き寄せた。
「俺が遅く帰って来たから、紀は怒ってるのか?」
紀は貫を見上げると優しく微笑んで
「何で怒るの?付き合いがあるのは仕方のない事だよ」
貫は紀に小さく微笑むと
「紀が物分かりのいい子で助かるよ」
貫は紀の髪を指に絡めて頬を撫で、小さく唇を重ねた。
都合良く扱われていても、紀は貫を許してしまう。
それが紀を苦しめる事だと分かっていても。
それが歪んだ愛情だとしても。
*
貫は紀の背中を抱いてセーラー服のリボンを引き抜いて床に落とすと、指先をセーラー服に滑り込ませて胸の膨らみを揉み、硬くなった先端を指先で摘んでは弾く。
「…んん…っ…はぁ…ん」
紀の肌は電気が走り、研ぎ澄まされる。
「感じてるのか?紀は可愛いな」
味わうように転がす貫の指先に紀は甘い声を漏らして、愛液が下着を濡らしていく。
貫は紀の太腿に指先を滑らせながらスカートの裾を捲る。
「…あぁ…っ…ん…はぁ…っ」
貫の指先が肌を這うと、愛液が脚まで垂れてきて
「こんなに物欲しそうに脚まで濡らして、俺が欲しくて堪らないんだな」
紀は頬を赤く染めて小さく首を振る。
「違うのか?だったら止めてもいいんだぞ」
貫は下着越しに紀の割れ目を指先で撫でながら焦らす。
「素直になれよ、欲しくないのか?」
指先を小刻みに反復させながら擦り付けると
「…あぁ…ん…あん…んん」
与えられる快楽に、紀は溢れてしまう甘い声を止められない。
「俺に紀の可愛い顔を見せて」
紀が熱を持った瞳で見上げると、貫は唾を飲み込んだ。
色香を纏った紀は、少女ではなかった。
貫は荒い息を吐きながら
「紀が欲しくて堪らない…今すぐ抱きたい…いいだろ?」
貫は欲情に駆られた熱い瞳(め)をしていた。
紀は恥じらいながら頬を紅く染めて、小さく頷いた。
貫は紀を胸に引き寄せると、紀の顎を軽く引いて唇を重ねた。
唇を噛むように甘く重ね、舌を絡めては吸い付き、粘着質な水音を立てる。
紀が貫のシャツのボタンをもたつきながら外していると、貫は忙しなくスラックスを脱いだ。
貫の肉棒は熱く滾っていて、紀の肌を擦り付ける。
愛してくれているのは紀だけだと、そう言い聞かせた。
貫が浴室のドアを軽く叩いて
「紀も一緒に入るだろ?」
「…うん」
紀が立ち上がってドアを開けると、貫は紀を胸に引き寄せた。
「俺が遅く帰って来たから、紀は怒ってるのか?」
紀は貫を見上げると優しく微笑んで
「何で怒るの?付き合いがあるのは仕方のない事だよ」
貫は紀に小さく微笑むと
「紀が物分かりのいい子で助かるよ」
貫は紀の髪を指に絡めて頬を撫で、小さく唇を重ねた。
都合良く扱われていても、紀は貫を許してしまう。
それが紀を苦しめる事だと分かっていても。
それが歪んだ愛情だとしても。
*
貫は紀の背中を抱いてセーラー服のリボンを引き抜いて床に落とすと、指先をセーラー服に滑り込ませて胸の膨らみを揉み、硬くなった先端を指先で摘んでは弾く。
「…んん…っ…はぁ…ん」
紀の肌は電気が走り、研ぎ澄まされる。
「感じてるのか?紀は可愛いな」
味わうように転がす貫の指先に紀は甘い声を漏らして、愛液が下着を濡らしていく。
貫は紀の太腿に指先を滑らせながらスカートの裾を捲る。
「…あぁ…っ…ん…はぁ…っ」
貫の指先が肌を這うと、愛液が脚まで垂れてきて
「こんなに物欲しそうに脚まで濡らして、俺が欲しくて堪らないんだな」
紀は頬を赤く染めて小さく首を振る。
「違うのか?だったら止めてもいいんだぞ」
貫は下着越しに紀の割れ目を指先で撫でながら焦らす。
「素直になれよ、欲しくないのか?」
指先を小刻みに反復させながら擦り付けると
「…あぁ…ん…あん…んん」
与えられる快楽に、紀は溢れてしまう甘い声を止められない。
「俺に紀の可愛い顔を見せて」
紀が熱を持った瞳で見上げると、貫は唾を飲み込んだ。
色香を纏った紀は、少女ではなかった。
貫は荒い息を吐きながら
「紀が欲しくて堪らない…今すぐ抱きたい…いいだろ?」
貫は欲情に駆られた熱い瞳(め)をしていた。
紀は恥じらいながら頬を紅く染めて、小さく頷いた。
貫は紀を胸に引き寄せると、紀の顎を軽く引いて唇を重ねた。
唇を噛むように甘く重ね、舌を絡めては吸い付き、粘着質な水音を立てる。
紀が貫のシャツのボタンをもたつきながら外していると、貫は忙しなくスラックスを脱いだ。
貫の肉棒は熱く滾っていて、紀の肌を擦り付ける。