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家庭教師ヒットマン リボーン!小説・バレンタインは大騒動!?

第9章 雷の守護者

「ふぅん。お前もなかなかになってきたんだな」

リボーンはどこか誇らしげに言った。

「なかなかって…。まあ全く貰えなかったってのよりはマシだけどさ」

クラスの男子の中には、一つも貰えず項垂れていた人がいた。

何気に並盛中にはアイドルも真っ青の美系の者が多く、そしてその人達の共通の知り合いに自分の名前が浮かぶことが多いのも事実だった。

「分かってねーな。こういうイベントにこそ、ボスへの忠誠心が表れるもんなんだぜ」

「忠誠心じゃないっ! 普通に友情だっ!」

何かにつけてマフィア関連にしようとするので、油断ならない。

全力で叫んだ為、肩で息をしていると、一階から呼ばれた。

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