恋の声
第1章 私というつまらない人間
私が専門学校を卒業して、21歳の春に母が再婚することになった。
兄も私も特に反対はなかった。残りの人生母には好きに生きてくれて良いと思っていたからだ。
「再婚相手の人と会わなくても良いの?変な人かもよ?」母は心配していたが、兄も私も別に?というか感じだった。
「あけちゃん(母)が良いんなら別に俺は平気だよ。むしろ雪穂は就職決まって一人暮らしするのに、俺まだ実家から会社通って良いの?邪魔じゃない?」
兄が私と母にとう
「兄ちゃん、まぁまぁ稼いでるんだから一人暮らしすれば良いんじゃない?あけちゃんの結婚は私も賛成してるよ。私はもう1ヶ月も経たないうちに引っ越すし…」
母は、眉を変な形に曲げながら
「なんか勘違いしてるみたいだけど、私も50歳過ぎてるのよ。そんな再婚して一緒に住んでラブラブみたいなことあるわけないでしょ気持ち悪い。
この年齢の再婚なんてね、余生を一緒に楽しく過ごすお相手探しみたいなものよ。
公平あんたはそろそろ一人暮らししなさいよ!いつまで、私にシャツのアイロンがけされる気なのよ!うちにいるだけで、金も入れない。家事もしない。自分のこともしないし、もし今の彼女と結婚する気でもね一人暮らししたことない男なんて本当にクズなんだからね!!」
母の話の怒りの火の粉が兄に降りかかり始めた為、兄はそそくさと自分の部屋に退散していった。
「雪穂ちゃんはママが再婚しても平気?」
「いや、いいに決まってるよ。むしろ嬉しいよ。あけちゃんにも女の人生を歩んで欲しいしね〜でも苗字とかどうするのって心配はあるけど」
実際母は再婚したが、苗字も変わらず、パートの仕事も辞めずに続けていたし、一緒に住むと言うこともないようだった。
一緒住むと嫌なところも見えてくるし…との事だった。週に何度か会って食事したり、たまに旅行に行ったり、誕生日などの記念日にお出かけしたりとう様な清いお付き合いの様であった。
再婚相手の男性と母と兄と私で4人で食事をしたことはあったが、普通の男性で私たち兄妹も安心していた。
しかし、兄はやっぱり実家からは出なかった。
私は一人暮らしを始めた為、実家からは疎遠になっていった。
兄も私も特に反対はなかった。残りの人生母には好きに生きてくれて良いと思っていたからだ。
「再婚相手の人と会わなくても良いの?変な人かもよ?」母は心配していたが、兄も私も別に?というか感じだった。
「あけちゃん(母)が良いんなら別に俺は平気だよ。むしろ雪穂は就職決まって一人暮らしするのに、俺まだ実家から会社通って良いの?邪魔じゃない?」
兄が私と母にとう
「兄ちゃん、まぁまぁ稼いでるんだから一人暮らしすれば良いんじゃない?あけちゃんの結婚は私も賛成してるよ。私はもう1ヶ月も経たないうちに引っ越すし…」
母は、眉を変な形に曲げながら
「なんか勘違いしてるみたいだけど、私も50歳過ぎてるのよ。そんな再婚して一緒に住んでラブラブみたいなことあるわけないでしょ気持ち悪い。
この年齢の再婚なんてね、余生を一緒に楽しく過ごすお相手探しみたいなものよ。
公平あんたはそろそろ一人暮らししなさいよ!いつまで、私にシャツのアイロンがけされる気なのよ!うちにいるだけで、金も入れない。家事もしない。自分のこともしないし、もし今の彼女と結婚する気でもね一人暮らししたことない男なんて本当にクズなんだからね!!」
母の話の怒りの火の粉が兄に降りかかり始めた為、兄はそそくさと自分の部屋に退散していった。
「雪穂ちゃんはママが再婚しても平気?」
「いや、いいに決まってるよ。むしろ嬉しいよ。あけちゃんにも女の人生を歩んで欲しいしね〜でも苗字とかどうするのって心配はあるけど」
実際母は再婚したが、苗字も変わらず、パートの仕事も辞めずに続けていたし、一緒に住むと言うこともないようだった。
一緒住むと嫌なところも見えてくるし…との事だった。週に何度か会って食事したり、たまに旅行に行ったり、誕生日などの記念日にお出かけしたりとう様な清いお付き合いの様であった。
再婚相手の男性と母と兄と私で4人で食事をしたことはあったが、普通の男性で私たち兄妹も安心していた。
しかし、兄はやっぱり実家からは出なかった。
私は一人暮らしを始めた為、実家からは疎遠になっていった。