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甘いキスを君に

第4章 資料室

俺はそう思って、コーヒーを一口啜った。

しばらく資料と向き合って、俺は資料が足りないことに気がついた。

今日中にまとめて取引先に提出する書類なので、一緒に入れる資料が足りないのは困る。

俺は急いで資料室に向かった。

資料室のドアを開けると、そこには彼女の姿があった。

「おはようございます、先輩」

「おはよう。どうしてここに?」

「えっと、昨日の帰り際に課長に頼まれた資料を探してて」

そう言って、背伸びをして高いところにある資料を探している。

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