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甘いキスを君に

第4章 資料室

彼女より身長が高い俺が探したら、きっとすぐに見つけられる。

俺は彼女に声をかけて、資料を探してあげることにした。

「でも、先輩も用事があって来たんですよね?」

「いいから。こういう時は、先輩に頼りなさい」

少し笑って言うと、彼女が少し照れた表情になった。

俺は、それを見逃さなかった。

「なぁ、南九条」

そして、彼女が振り返った瞬間に唇を重ねた。

彼女の唇はフニフニで柔らかかった。

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