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もう、なんなんだよコイツ。

いい加減気づけって。

俺がどんなに言っても話を聞いてくれないし、とうとう怒りはピークに達した。

｢お前、いい加減にしろよ！仕事くらいしっかりやれ！｣

｢……｣

商品開発課に少しの沈黙が流れる。

コイツのせいで美波とも喧嘩をする羽目になったし、もう散々だ。

｢矢作先輩、ちょっと来てください｣

沈黙を破ったのは美波だった。

俺は、言われた通りに南の後をついて行く。