テキストサイズ

甘いキスを君に

第14章 不調

私は慌てて起きたが、今日は休みだったと思い返して横になる。

あんなに眠ったのに、私はまだ具合が悪い。

吐き気がして、少し熱っぽい。

私はなんだか急に寂しくなって、征弥に電話をした。

すると、征弥は1コール目ですぐに出てくれた。

「もしもし、大丈夫?」

「うん、大丈夫だよ。心配かけてごめんね」

「そんなこと気にしないで。体調はどう?」

「吐き気がして、熱っぽいんだ」

「そうなんだ。安静にして寝ててよ」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ