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俺の変カレ

第2章 番外編1

十望は不思議な感覚でうっすら目を覚ました。身体中が火照っている。優しく髪を撫でられていると思っていたら、口の中に何かあたたかいものが侵入してきた。心地が良い。十望は遠い意識の中そう感じていた。

「ア、キ?」

「僕だよ」

十望には全く聞こえていない。十望は無くなった愛撫を求めて相手に抱きつこうとしたが、身体が重くて動かない。そうこうしているうちに、服の上からペニスを撫でられた。

「あぁ、うっ……」

十望の硬くなったそれは少しの刺激で凄まじい快楽を引き起こした。

「いい反応だね。一服盛っただけある」

やはり、十望には何も聞こえていない。あるのは快感と欲求だけだ。

「もっと、欲しい……」

十望がねだるとまた口の中に熱い舌が進入してきた。いつの間にかパンツも下着も脱がされ、シャツはボタンを外されて胸があらわになっていた。

「ひっ……」

乳首を甘噛みされた。痛いような気持ちいいような感覚が身体中を駆け巡る。

「イク…… んん」

十望は腰をくねらせながら相手の手の中に精液を吐き出した。

「早いね」

耳元で囁かれ、耳を舐められる。

「あぁ」

十望はゾクゾクとした感覚を得ると共にペニスを再び硬くさせた。


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