
私の弟を好きになってもいいですか
第1章 弟ができました。
怜くんっていうのか、小学生かな?
そう思っていたら、
「あー…どうも」
こっちに振り向いた顔が、色白で目がクリッとして女の子みたいに可愛かったからドキッとした。
「怜くんは確か18歳だったかしら?」
「じゅうはちっ?」
思わず聞き返すと、怜くんから一瞬睨まれたような気がした。
「あかりより3歳年下ね」
「そうか、お姉ちゃんができてよかったな、怜」
「…別に」
そう言うと怜くんはそっぽを向いてしまった。
「うふふ、シャイなのね」
母さんはそう言ってたけど、私にはそんな風には見えなかった。
「あかりは怜くんの隣ね」
そう言われて私は怜くんの隣に座る。
怜くんは完全に窓の方に顔を向けていて、ヘッドフォンをつけていた。
どうやら私と話す気は最初からなかったらしい。
私はショルダーバックからゲーム機とイヤホンを取り出した。
ペラペラ話しかけられたらどうしようと思ってたけど、これで心おきなくゲームができる。
あ、でも私寝るんだった。
まあ、少しくらいいっか…。
そう思っていたら、
「あー…どうも」
こっちに振り向いた顔が、色白で目がクリッとして女の子みたいに可愛かったからドキッとした。
「怜くんは確か18歳だったかしら?」
「じゅうはちっ?」
思わず聞き返すと、怜くんから一瞬睨まれたような気がした。
「あかりより3歳年下ね」
「そうか、お姉ちゃんができてよかったな、怜」
「…別に」
そう言うと怜くんはそっぽを向いてしまった。
「うふふ、シャイなのね」
母さんはそう言ってたけど、私にはそんな風には見えなかった。
「あかりは怜くんの隣ね」
そう言われて私は怜くんの隣に座る。
怜くんは完全に窓の方に顔を向けていて、ヘッドフォンをつけていた。
どうやら私と話す気は最初からなかったらしい。
私はショルダーバックからゲーム機とイヤホンを取り出した。
ペラペラ話しかけられたらどうしようと思ってたけど、これで心おきなくゲームができる。
あ、でも私寝るんだった。
まあ、少しくらいいっか…。
