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初めての密会

第3章 初不倫

「……………」

千晶は、黙ってレジに手渡されたおもちゃを置いた。店員さんがレジに向かってきてレジを打ちはじめる。

「以上でよろしかったですか?」

店員がニヤついた表情で聞いてくる。千晶は、黙って頷いた。提示された金額を支払うと、袋に入った商品を受け取り、逃げるように慎二の元へと向かった。

「レジで、恥ずかしそうにしてる千晶ちゃんの表情、可愛かったよ」

車に戻ると慎二が囁いてきた。千晶は、恥ずかしいながらも、これからホテルでされることを妄想すると楽しみな気分でいた。

着いたホテルはガレージから部屋に直接、入れるモーテルタイプのラブホだった。まだお昼の13時を回ったところで、フリータイムの時間は17時まで、たっぷりあった。

「お風呂入りますよね?」

慎二が頷くと、千晶は、お風呂のお湯を出して、部屋に戻った。カーディガンを脱いで上着かけにかけて、ソファーの慎二の隣に座ろうとすると

「お風呂に入る前に千晶ちゃんの下着姿見せてよ」

ソファーに座っていた慎二がタバコに火を点けながら言ってきた。

「えっ?今ですか?」

千晶が戸惑っていると

「そう、お風呂に入るとバスローブに着替えちゃうでしょ?」

千晶は恥ずかしそうにワンピを脱ぎだした。すでにレースのショーツは溢れた愛液で、たっぷり濡れて女性器のカタチが、くっきりとうつっていた。

「もう、そんなに濡らして千晶ちゃん、いけない人妻さんだねぇ…ほら、こっちにおいで」

慎二が千晶を引っ張るようにソファーの隣に座らせると、ブラジャーの上から乳房を揉みしだきながらキスをしてきた。

「んっ…んんっ…んふぅっ…」

すでに高まっていた千晶の身体は敏感に反応し、久しぶりの愛撫に身を捩らせた。

「いやらしいねぇ…せっかくだからこれ使ってみようか」

慎二は、千晶の両手を上にあげて手錠を嵌め電マを取り出し、耳許でスイッチを入れた。

(ウイイイイィィィィン………)

電マの乾いた回転音が部屋中に響き渡る。

「これ、使ったことある?」

「い、いえ…ないです」

千晶はとろんとした目付きで答えた。

「欲しいんでしょ?ほら脚を広げてごらん」

千晶は脚を広げた。

「だめだめ、もっと広がるでしょ?ほら、限界まで広げてごらん」

千晶は限界まで脚を広げた。ソファーの上で今までにない、淫らな格好をさせられていた。


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